太田文雄
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太田 文雄(おおた ふみお、1948年 - )は、防衛大学校教授、防衛学教育学群安全保障・危機管理教育センター長。 元情報本部長。
東京都生まれ。 1970年防衛大学校本科第14期卒業後、海上自衛隊入隊。 米海軍兵学校連絡官、護衛艦ゆうぐも艦長、第1護衛隊司令、在米国大使館防衛駐在官(海将補)、統合幕僚会議事務局第4幕僚室長、統幕学校長(海将)を経て、2001年から2005年までの間、第3代情報本部長を務めた。
この間、防衛研究所一般課程、米国国防大学、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院等で学ぶ。 2003年、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院にて国際関係学博士号取得。
2005年海上自衛隊を退職(元海将)後、2005年4月より現職。
[編集] 著書
- 『「情報」と国家戦略』芙蓉書房出版、2005年。ISBN 4829503580
[編集] 論文
- (J.W. Moreland,3、Vladimir Pan′kov)「太平洋における海軍協力-将来を目指して」『新防衛論集』第21巻第1号、1993年6月。
- 「国際社会における軍の役割の変化-抑止戦略から安定化戦略への移行の中で」『防衛学研究』第22号、1999年11月。
- 「戦争史から見たポスト9.11の対テロ戦等」『国際安全保障』第32巻第4号、2005年3月。