天沢退二郎
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天沢退二郎(あまさわ たいじろう、1936年-)は、日本の詩人、仏文学者、国文学者、児童作家、翻訳家。宮沢賢治の研究の第一人者としても有名。元明治学院大学文学部フランス文学科教授。
[編集] 略歴
1936年東京生まれ。3歳のとき満州に渡り、1946年に帰国するまで現地で育つ。東京大学文学部フランス文学科卒業。1977年に『詩集 Les Invisibles』で 第15回・藤村記念歴程賞を受賞。2001年に第11回・宮沢賢治賞を受賞。『幽明偶輪歌』で第53回読売文学賞・詩歌俳句賞を受賞。 2002年秋に紫綬褒章叙勲を受章。
[編集] 主な著書
- 『宮沢賢治の彼方へ』(思潮社)
- 『朝の河』(国文社)
- 『幽明偶輪歌』
- 『道道』
- 『血と野菜」
- 『乙姫様』
- 『光車よ、まわれ!』
- 『闇の中のオレンジ』
- 『ねぎ坊主畑の妖精たちの物語』