大宇陀町
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大宇陀町(おおうだちょう)は奈良県宇陀郡の町。2006年1月1日に合併し、宇陀市となり消滅した。
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[編集] 地理
県東北部大和高原の南端部に位置し、宇陀川流域の平地に集落が広がる。
[編集] 歴史
古代には阿騎野と呼ばれ、宮廷の狩場となった。柿本人麻呂が阿騎野で詠んだ歌
「東(ひむかし)の野に炎(かぎろひ)の立つ見えてかへり見すれば月傾ぬ」
で有名である。延喜式内の阿紀神社(迫間)が鎮座する。
中世には地侍出身の秋山氏が支配したが、その後支配者が入れ替わり、17世紀には織田松山藩3万石の城下町となった。織田氏転封後は幕府直轄領となり、明治維新を迎える。
[編集] 姉妹都市
[編集] 県の施設
- 畜産技術センター
- 大宇陀土木事務所
- 県立大宇陀高校