国民皆兵
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国民皆兵(こくみんかいへい)とは、戦時において、全ての国民(男女ともに)が兵役に就く制度を指す。イスラエルやスイスがこの制度を採る。除隊後も、一定年齢に達するまでは、予備役として出動義務がある。
なお、男性皆兵の同義語として使われることも多いが、これは男性のみに兵役を課すことの当然視に基づく男女差別だとして批判されている。
兵器がハイテク化した現代では、兵力で勝敗が決せず、士気も能力もまちまちとなる国民皆兵よりも、軍人を専門職化したほうがいいとの意見が強くなっている。国民皆兵を維持している国は、現に紛争状態にあり、兵力維持が必要な国、兵役を体制引き締めに利用している国、大国に挟まれた中小国家などである。
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