嗜好品
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嗜好品(しこうひん)とは、もっぱら風味や味、摂取時の心身の高揚感など味覚や嗅覚を楽しむために飲食される食品飲料や喫煙物のことである。
この概念は日本で生まれたものであり、日本独自の表現である。
これについては食品、飲料、それ以外のものなどがある。 ただほとんどの場合は身体に影響を及ぼす成分があるものがほとんどであり、強い習慣性がある。 摂りすぎるとドラッグとなるものが多い。 ある意味では麻薬なども嗜好品であろう。
[編集] 食品、飲料
[編集] 非食品
また比喩的にコンピュータゲームやアニメ・漫画等といった一部の人に対して強烈な依存性のある商業娯楽作品を、嗜好品などとして表現する向きもある(→おたく)。
[編集] 参考文献
- 高田公理 『なぜ「ただの水」が売れるのか 嗜好品の文化論』 PHP研究所 ISBN 4-569-63358-7
- 高田公理・栗田靖之・CDI 『嗜好品の文化人類学』 講談社メチエ選書 ISBN 4-06-258296-1
- 嗜好品文化研究会+TASC+CDI 『現代都市と嗜好品』 ドメス出版 ISBN 4-8107-0635-4