呂五七型潜水艦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
呂五七型潜水艦は大日本帝国海軍の潜水艦の艦級。海中L3型とも。L2型の改良版で、魚雷発射管が45cmから53cmのものに変えられたほか、艦形に若干の変更が加えられて速力が増大している。全部で3隻が1922年(大正11年)から翌年にかけて竣工した。第二次世界大戦時にはまだ就役していたが、老齢であったため、予備艦として扱われ実戦にはでなかった。戦争終結後の1945年およびその翌年に米軍によって処分された。
[編集] 諸元
- 全長:72.7m
- 全幅:7.2m
- 排水量:水上889t、水中1,103t
- 最大速度:水上17kt、水中9kt
- 水中航続距離:148km(80海里)/4kt
- 水上航続距離:10,175km(5,500海里)/10kt
- 兵装:53cm魚雷発射管×4、8cm高角砲、魚雷×8
[編集] 同型艦
- 呂号第五七潜水艦 ←第四六潜水艦から改名
- 呂号第五八潜水艦 ←第四七潜水艦から改名
- 呂号第五九潜水艦 ←第五七潜水艦から改名