名鉄3560系電車
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3560系とは、1960年から1988年まで名古屋鉄道に在籍した電車。
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[編集] 概要
17m2扉車。釣り掛け駆動・AL車(間接自動制御車)である。
[編集] 車体
車体は当時製造されていた3700系と全く同一である。
[編集] 内装
2扉ロングシートであったが、後年転換クロスシートに改造されていた。照明カバーはなく3850系と同様の露出型で、3700系との唯一の相違点。
[編集] 台車
当初D-16で、晩年他のAL車同様D-18に交換された。
[編集] 編成
モ3561(Mc)-ク2836(Tc)
[編集] 沿革
モ3504が踏切事故で全焼したため、使用可能な部品を再利用して1960年に登場したのがモ3561である。
1形式1両のみで、モ3504時代から編成を組んでいた3550系の制御車ク2561と連結していたが、後年は3800系の制御車ク2836と連結していた。ク2561・ク2836とも張り上げ屋根ではない上にウインドシル・ヘッダーがあるため、この編成はAL車の中でもっとも外観が不揃いな編成となっていた。
運用上は他のAL車と全く共通であった。
[編集] その他
3850系にもHL車と同等の車体に載せ換えた車両があったが、そちらは形式は変更されていない。
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