吉野朔実
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吉野 朔実(よしの さくみ 1959年2月19日- )は大阪府出身の漫画家である。O型。
父の転勤で、熊本、東京などを転々とする。1980年に『ウツよりソウがよろしいの!』(ぶ~け)でデビュー。ぶ~け誌を中心に作品を発表していたが、集英社との専属契約が切れたため、小学館の雑誌に活動の場を移している。 『瞳子』で青年誌にも進出した。
1985年から「ぶ~け」に連載された『少年は荒野をめざす』と、引き続いて1988年より「ぶ~け」に連載された『ジュリエットの卵』が代表作。心理学を題材としたり、青年期のアイデンティティ・クライシスを描くために、直接的・間接的に双子を扱った作品が多い。
目次 |
[編集] 作品リスト
[編集] 漫画
- 月下の一群
- 王様のDINNER
- HAPPY AGE
- 少年は荒野をめざす
- ジュリエットの卵
- 恋愛的瞬間
- ぼくだけが知っている
- La Maschera
- Eccentrics
- 透明人間の失踪
- いたいけな瞳
- 天使の声
- 瞳子
- グールドを聴きながら
- 栗林かなえの犯罪
- 記憶の技法
- Period
[編集] 絵本
- プレゼントをあげる (大和書房、1999)
- ましまる おかえりなさいをきくまでは (大和書房、2001)
[編集] エッセイ
- こんな映画が、吉野朔実のシネマガイド(パルコ出版局、2001)
- お父さんは時代小説(チャンバラ)が大好き(本の雑誌社、1996)
- お母さんは「赤毛のアン」が大好き(本の雑誌社、2000)
- 弟の家には本棚がない(本の雑誌社 2002)
- 犬は本よりも電信柱が好き(本の雑誌社 2004)