ノート:右翼思想・左翼思想
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
- この記事はw:en:Left-Right politicsと対応することを目標として書かれています。
- 消しあい書きあいになる可能性が高い記事なので、編集方針を決めることが急務かと。
- 記事中の各思想(xx主義の類)が間違っているという意見がある場合、まずそのxx主義についての記事で内容の変更を発起し、合意を形成した後、こちらを編集する、というのをルールにしたいがいかがか。
- プロパガンダは書くべきではないというのが指針ですが、右翼・左翼に言及しようとすると自動的にプロパガンダそのものを記述しなければならないのが厳しい。
- 「政治思想の分類」は、w:en:political spectrumに対応するものであるが、思想史などとリンクすることも考えるべきかもしれない。
Hskwk 2004年7月5日 (月) 12:42 (UTC)
英語版の各々とは大分異なるようですが。思想や運動などを左右に振り分けることには無理があると思います。Shさん辺りのご意見も伺いたいものです。johncapistrano 2004年7月12日 (月) 11:00 (UTC)
確かに英語版と逐次一致はしません。大まかには
1 Meaning of the terms -> 列挙にとどめ、個々の内容は 2 意味の派生 に記述
1.1 Historical origin of the terms / 1 歴史的経緯
2 Evolution of the terms / 2 意味の派生
3 Modern use of the terms / 4 日本特有の意味
w:en:political spectrumの項目が日本語版にはないので -> 3 右翼と左翼の位置付け
意味の列挙の内容は、英語版ではかなりあげられていますが、ここでは保守革新、経済思想、民族主義の3つに分類可能と判断しました。極右・極左は日本語版独自です。あと英語版の宗教がらみ(カトリック保守;中絶反対・ゲイ反対=右翼、中絶容認・ゲイ容認=左翼)は抜けてました。
思想や運動などを左右に振り分けることには無理があるのには同感です。語義の記述も確固たる定義は記述不可能です。しかし、実際この言葉を使っている人が多いこと、そして使っている人自身が語義の曖昧さをもてあましているようなので、その辺の解決のために記述しました。 Hskwk 2004年7月13日 (火) 10:48 (UTC)
2004年8月10日のrevertについて。 2004年8月10日 (火) 00:49 の改変を戻しました。理由は以下: 1.単なるスタイルの問題。本文中に外部リンクは使わない。 ウィキペディアのリンクには外部リンクを使わない 2.既に記述されている。 2.3 民族主義・地球市民思想 右翼は「また必ずしも王政復古を目指しているわけでもなく」 3.「右翼共和派」の語がメジャーであるとは思われない。 google検索で246件、そのほぼ全てが特定のサイトを指しており、固有名詞であって一般名詞でない。 以上より、当該部分は百科事典の掲載基準に達しないと判断しました。 Hskwk 2004年8月10日 (火) 08:21 (UTC)
1.教師 これは微妙なところです。日教組の幹部および主要構成員がほとんど学生運動出身なのはれっきとした事実。学生運動以後の教師の日教組組織率はガタ落ちしていたと思います。が、それを「影響」と見るか「個人の移動」と見るかは確かに見解がかなり分かれそうなところではありますが。時代の世相的なところもありますので。 2.難民問題 難民については、「普通の反戦運動団体が行っている内戦難民援助が全く見られない」ことに依拠しています。
- 国連の要請によるカンボディア・東ティモールPKOへの自衛隊派遣に明示的に反対。
- アフリカの内戦に言及が見られない(世界の主要な人権団体は軒並み援助対象の主眼に据えているにも関わらず)
- ルワンダ内戦(最近だけでも死者200万人以上)は米ソ代理戦争だった経緯もありコメントできない。
- スーダン内戦(現在国連でも世界最悪の人権侵害地帯に認定)は中国が石油利権で糸を引いているのが明確なためコメントできず。など。
- 国境なき医師団の主力がアフリカで活動しているのに、「人間の盾」がアメリカが関わっている地域にしかいない。
本論とは無関係ですが本文にコメントで編集意見を書くのはあまり推奨されない作法のように思いますが…… Hskwk 2004年9月28日 (火) 13:29 (UTC)
- お返事ありがとうございました。ただ私が疑問に思っていたことは方向が少し違うようなのでもうすこし。
- 1.活動家が教師になることはそれほど影響力が大きな事柄ではないと思われるので、それを書くのだったらもっと影響力がありかつ比較的よく知られている日教組のことを書いたほうが良いのではないでしょうか? という意味でコメントを書きました。
- 2.まず反戦運動を左翼だけがやっていないのなら(非左翼系の人も別系統で行なっているのなら)このような断定的な書き方はあまりよくはないと思います。他方、反戦運動を左翼だけが行なっているとして、アフリカ等を対象にしていないことを特筆する理由がよく分かりません。中ソの場合はその軍事力が日米同盟の理由ともなっていますのでこれを批判しないのが片手落ちであるというのは分かるのですが、そこまで日本に直接関わらない部分に関して何もしていないと批判してもそれはただ反戦運動家の視野が狭いことを指摘しているだけではないかと思うからです。…と書いていて気付いたのですが、あの部分は要するに「左翼による反戦運動」の特徴という意味で書かれていたのですね。それで通常指摘すべきなのにしていないという意味でアフリカ難民を例に挙げたと。なるほど了解です。ただ私みたいな誤読野郎のためにその辺りの説明を詳しくしていただけるとうれしいです。
- 以上です。一点は勝手に疑問に思って勝手に解決して申し訳ありません。
- コメントのほうは作業の途中にふと疑問に思っただけのことでして編集意見というほどのものでもないつもりでした。tanuki_Z 2004年9月28日 (火) 13:58 (UTC)
- 了解いたしました。
- 2.の問題はご理解の通りです。「左翼による自称反戦運動は、一般的な反戦運動のイメージとは著しく異なり、えてして反戦運動を偽装した政治運動である」というのが主たる文意です。その点が伝わりにくかったのであれば、私の筆力が至らなかったということでしょう。よりよい文面に改善できればと思います。
- 1.については、ご意見反映しました。ただこの点も、運動家が多く教師になっていたので日教組がうまく組織化されたという事情もあるので鶏が先か卵が先か微妙なところです。
- そういえば「関連項目」の欄が埋まっていないのであれば適宜追加してください。スタブ指定はそろそろ解除しても大丈夫かもしれません。
- ご苦労様でした。tanuki_Z 2004年10月1日 (金) 04:50 (UTC)
「民族主義-保守派-中道-リベラル派-共産主義」の順ですが
「民族主義」については、リベラル色の強いアメリカ大統領ウィルソンの民族自決主義や、少数民族問題とか植民地問題などで左翼思想の側が帝国主義、植民地主義、軍事大国からの解放という主張で結びつく場合があるので、「国粋主義」に置き換えてみました。しかし、この訂正でも共産主義思想の一種であるチェチュ思想をもつ北朝鮮などの例もありこの序列はなかなか難しい面があります。siyajkak 2005年3月19日 (土) 12:33 (UTC)
ご指摘どおり……というか今回改訂分で書いたが、実は戦後直後までは共産党もウィルソンの民族自決主義に基づく「日本民族のための共産主義国家建設」などを標榜していましたからなあ……いまの新左翼しか知らない世代には信じられますまい。というか新左翼が新左翼的主張を始める原因を今まで書いていませんでしたな。
ウィルソンの民族自決主義は、主にオーストリア帝国(当時)の解体を目的としているが、まあ要するに反王権的発想から来ているとされる。左翼的発想でしょう。ただしこの場合、民族≠人種であることに要注意。ウィルソンは人種差別反対の宣言を拒否し、アメリカ黒人団体が日本に提案を依頼するという事態になったのも事実。で、第一次世界大戦後みんなが民族民族とかまびすしくなって、やがてナチスが生まれ、第二次大戦後には民族主義は悪の代名詞となり、いつのまにか右翼と国粋思想がほぼ同一視される、と……歴史は皮肉とはよく言ったものですよ。一次大戦前には「王権の前にはすべての民族は平等」であり、二次大戦後には「人権の前にはすべての民族は平等」となる。この間の30年間だけ世界中が民族第一を唱えていた異常な時期だった……という見方もある。
ところで、ピースボートとワールドピースナウを名指しで批判しているととれる文章を書いたがいかがなものか。書いてあること自体は事実だが……固有名詞は削っておくか……
あといわゆる「右傾化」について記述。自発的にコメントアウト部分を作ったが、書いていて「時分ではそうだと思うが、歴史的に未検証な私見に過ぎない」と反省したため……皆さんの意見を伺ってみたく思います
Hskwk 2005年4月16日 (土) 19:05 (UTC)
一般的な政治学の教科書だと「極右-右翼-中道-左翼-極左」あるいは「保守主義-自由主義-中道-社会民主主義-共産主義」になってるのではないかと。右・左と保守・自由・社民あたりを混合させて使うのは、学術的には×を貰いそう。Saiyuki 2006年5月7日 (日) 09:43 (UTC)
最近の書き込みを整理。いや、途中で飽きたので放棄しましたが。気になった点をいくつか。
- 「性悪説」「性善説」は英語版から丸コピーしただけだったのだが、やっと腑に落ちましたわ……しかしあの文章はもう少し客観化できないものか。
- 右翼と左翼の位置付け。いまだかつて共産主義国家で共産党を維持しようとする方向が「右翼」と呼ばれた例を知らないのですが(あるのなら私の無知を恥じます)、そのために「体制派-(中略)-改革派」としてしまうと大きな語弊が生じる、すなわち補足に書かれたような「ねじれ」が生じてしまう。それを防ぐために「国粋主義--共産主義」という漸変モデルにしたのだが、これは反論待ち。
- あまりにも生々しいのでコメントアウトしておいた「右傾化」部分を書いてしまわれましたか……これは現在進行形なので、やはり百科事典に載せるのはアレなんですが……どう胴扱いますかね。ウヨ・サヨという用語は書いたほうがいいでしょうね。ネット右翼という項目もあり記述から落としたくは無いが、しかし生々しすぎる。この生々しさはなんとか減じられないものか。
Hskwk 2005年4月30日 (土) 16:35 (UTC)
ええ、編集をしたものです。Hskwk氏が反論待ちとのことですので、答えさせていただきます。
この項目で「「右翼」「左翼」とは、フランス革命時代の国民議会に由来する」と書かれています。 どちらの説を採るにしても「右翼=保守」「左翼=改革」なのですから、ゴルバチョフ体制下以降の旧共産圏の国家では、「共産主義維持=保守」、「解放化=改革、となり、「右翼」「左翼」本来の意味からすれば、こう表現されるかと思います。 実際、共産党幹部によりゴルバチョフが軟禁された事件を「保守クーデター」と呼ばれます。また、プーチン政権発足の際の選挙でも、「ロシア共産党」は「保守勢力」とされていたはずです。これを「左翼」と位置づけるのは、少し語弊があるかと思います。
また、「国粋主義--共産主義」というモデルでは、かえって戦前の日本共産党や、ベトナム・カンボジアの共産勢力、北朝鮮などの説明に無理が出ます。
補足の件についてですが、ヒトラーがドイツ経済を立て直したやり方について、ルーズベルトのニューディール政策と同じ手法で、共産主義的手法であったことはご存知かと思います。この点について、イタリア・ファシストは批判的で、「ファシズムとナチズムは別物」「ファシズムはイタリアが元祖」と主張していました。また、ムッソリーニもヒトラーを強烈に批判しています。
現在進行形の表現が生々しくなるのは仕方ないかと思います。他にもJR西日本に関する表記や、Leafの「2・14事件」以降に関する表記とか。
--222.13.113.73 2005年4月30日 (土) 20:48 (UTC)
話の大筋は了解。「保守-革新」の軸が主たる語義だというのは了解してますし、ソ連末期のことも了解しておりますが……保守クーデターに賛同した人が「右翼」と呼ばれた形跡に乏しいのです。逆もまたしかり、ゴルバチョフが左翼と呼ばれた形跡も乏しい。スターリンやら紅衛兵あたりは自らをして「最左翼」と呼び習わしている。 このような感じで、明白に左右が定義されていく事例を集めていくと、必ずしも右翼=保守ではないかと思われる節がある。むしろ、右翼左翼が保守革新というのは、フランス革命時における立場に限定して定義されているのではないかと言う感じがする。というのが本文「2 意味の派生 2.1 保守派・急進派」に書いた意図でもあります。 英語版のほうでも、右翼左翼は「冷戦下の西側諸国で主に用いられた用法である」とか「アンシャン・レジーム時の保守派と革新派の末裔がそれぞれ右翼左翼と名乗っており、それで固まっている」とか書かれてるんですな。むしろそれ以外の保守革新一般について右翼左翼と呼ばれた痕跡が少ないと。
で、いつのまにか国粋主義というか民族主義が右翼に追加されたり、環境団体が左翼になってからわけがわからなくなってくる。どうもボルシェビキが共産党弾圧をやったナチスを右翼呼ばわりしたとか、世界各国で社会党が凋落しその支持層の受け皿が緑の党だったとかが原因だったようですが。そのあたりがネオコンすなわち「新保守主義」なる妙な単語が出てくる背景のようです。
で、資本主義vs共産主義、封建主義vs民主主義、民族主義vs世界市民思想とか、左右の対立軸に乗っかるものが増えすぎてわけわかんなくなってきたので、円環モデルだの多軸モデルだのが提唱されつつあると。そういう情勢のようです。
補足の件については私が書いたものではないのでほっといてます。もうすこし議論が出てきてまとまりそうになってきたらどうにかしたいですねえ。 Hskwk 2005年5月1日 (日) 13:45 (UTC)
韓国が右傾化していると書いてありますが民族主義観点からそうですが、考え方は左寄りだと思います。 ゴンボ 2005年6月8日 (水) 06:39 (UTC)
あと「韓国が右傾化している」という記述は、2005年6月の版にはないと思いますが。「韓国の反日活動が日本の右傾化を助長している」という記述はありますが。単なる読み間違いだと思います。
↑読み間違いでしたすみません。ゴンボ 2005年6月14日 (火) 07:24 (UTC)
目次 |
[編集] 戦後日本の右翼左翼思想のセクション
戦後日本の右翼左翼思想は、独立した項目に分ける方が良いよいに思います。Hermeneus 2005年6月17日 (金) 06:53 (UTC)
私もそういう気がしてきました。特に「最近の傾向」は、明らかに百科事典的意味を逸脱しつつありますので。ただ、ネット上、特に2ちゃんねるにおけるウヨサヨ論争の類をみる限り、日本語のwikipedia利用者の大半は「戦後右翼・戦後左翼」の意味を調べたくて来るだろうから、目立つところに誘導メッセージを書いたほうがいいでしょう(最初から「百科事典に不適格」と宣言しつつも入れているのはそのあたりの意味があるので)。項目名も含めた上で議論が必要でしょう。 Hskwk 2005年6月19日 (日) 03:26 (UTC)
「日本の左翼(/革新)」「日本の右翼(/保守)」で独立した項目になるように思います。ただ「戦後民主主義」など既に関連項目もあるようなので、そのままだと重複してしまうかも知れません。Hermeneus (talk) 2005年6月25日 (土) 04:52 (UTC)
[編集] 戦前の革新右翼についての記事がない。
一応、日本の思想史を語る上でこの解説も必要と思われますが?--210.196.189.19 2006年3月9日 (木) 01:09 (UTC)
とりあえず独立項目として成立するくらいの分量はあると思いますので、革新右翼の項目を立てて赤消しし、日本の右翼思想・左翼思想の関連項目に付け加えられるとよいと思います。実質的に日本史の専門用語ですし、独立項目→日本の〜→この項目と、徐々に一般的な方向に組み入れる感じになるかと。あいにく私は歴史というよりは政治経済寄りの人間ですので、日本史の専門家が書かれる方がよいと思います。日本の〜の項目は戦前の記述が薄いですから、追補していただけると百科事典としての価値が高まるかと思います。Hskwk 2006年3月10日 (金) 15:11 (UTC)
[編集] 右翼・左翼という対立軸の定義不能な事例の増加
という題名には凄く違和感があります。右翼から左翼へまたはその逆というのはどちらかというと、一般的にみられる現象で「当たり前」「日常的な光景」であると思うのです。「右翼・左翼が本来持つ共通性」あたりじゃないかと。Saiyuki 2006年5月7日 (日) 09:48 (UTC)
- 確かにそうですね。右翼左翼の類と縁遠いと「右翼と左翼は決して相容れない不倶戴天の敵である」と思えるのですが、調べていると実際は似たもの同士とか思えてきますし。というか位置付けのところで「右翼から左翼へまたはその逆というのはどちらかというと、一般的にみられる現象で「当たり前」「日常的な光景」である」とか書いたほうがいいかもしれません。
[編集] 極左とか強盗とか
> 極左の活動に強盗窃盗があった例は寡聞にして知りません 共産党所感派の手法を全てに当てはめないで頂きたい に対する回答。あれは、かなり具体的には、連合赤軍事件のいわゆる「M作戦」と「塚田銃砲店襲撃事件」を指しています。 ソ連初期やスターリン時代、あるいは中国共産党初期の、富農を襲ってその資産を自己資金にする手口を強盗とするかどうかは微妙ですが、まあそういう例もあるということで。しかし所感派という言葉が出るあたり、新左翼の系統に詳しいというかむしろ中の人のようにお見受けしますが、よろしければその辺りをノートでもどこでもいいので述懐していただけるとあり難い。
- 所感派の事に関しては、リンクをご参照頂きたく。ちなみに、あの記事の基本部分は、自分が各種文献を参照の上で作成した物です。関係者ではありませんので。--61.125.192.241 2005年6月17日 (金) 09:53 (UTC)
[編集] 「右翼と左翼の位置付け」について
>共産主義を信奉し中国や北朝鮮の核武装を支持する団体
このようなところがあるのですか? 記述された方、是非具体的に教えて下さい。寡聞にして知りません。--202.208.156.36 2006年7月31日 (月) 16:10 (UTC)
- 在日本朝鮮人総連合会じゃないですかね。ここははっきりと社会主義と北朝鮮の核武装支持を打ち出しています。Hskwk 2006年8月1日 (火) 05:22 (UTC)
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- 以下の(核武装支持について)は、Hskwk 2006年8月1日 (火) 05:22 (UTC) へのコメントです。
- しかし、下の(中立的か観点に基づく疑問)に従うなら、意義のないコメントとなります。
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- (核武装支持について) 興味があったので調べてみました。
- ・Wikipedia:在日本朝鮮人総連合会の本文には、それらしい記述がありません。
- ・在日本朝鮮人総連合会のサイト内を「核」「核兵器」「核武装」を、Google検索してみましたが、そのような記述は見当たりませんでした。
- ・続けて調べてみると、北朝鮮のNPT脱退を支持していることが分かりました。「NPT脱退」で朝鮮総連のサイト内を検索すると、「主要活動日誌」1993年がヒットし、そこに、「03・13 朝鮮総聯中央常任委、核拡散防止条約(NPT)脱退に関する共和国政府声明を全面的に支持する声明を発表」「05・13 朝鮮総聯副議長、共和国のNPT脱退を契機に国連安保理が採択した不当な「決議」を糾弾し共和国政府声明を支持する談話」とあります。しかし、NPT脱退に関する声明を見ると、核武装を正当化するような記述がなく、状況に応じた対処だという主張があります。
- ただ、現在2件目でヒットする[1]の「6者会談に出席している朝鮮代表団スポークスマン記者会見(9月16日):「『先核放棄』主張は受け入れられない」(全文)」によれば、朝鮮代表団スポークスマンが、「われわれはこれに対処する自衛的措置としてNPTから脱退し、さらに当時、イラクのようになる危険が差し迫った状況のもとで、自国防衛のための核抑止力を強化する道を選択した。」(中略)「米国の核脅威を感じなくなる時、われわれには核兵器が全く不要になる」…と発言しているので、この発言によれば、北朝鮮自体が核武装を正当化していると言えるようです。
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- しかし、在日本朝鮮人総連合会がこれを支持しているかは、簡単には確認できませんでした。在日本朝鮮人総連合会の性質上、支持していそうですが、Hskwkさんは、この点について「はっきりと」支持していることが分かるソースを紹介された方が良いと思います。-Birgdtm 2006年9月9日 (土) 03:22 (UTC)
- (※2006年9月9日 (土) 03:22 (UTC) は、2006年9月7日 (木) 12:40 (UTC) と、追加分の 2006年9月7日 (木) 13:11 (UTC) の記述を整理し、冒頭に注釈を挿入したものです。)
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- (中立的な観点に基づく疑問) (核武装支持について)で問題となった記述付近を、修正しました。修正前の記述は以下の通りでした;
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- 「例えば日本でならば、中国や北朝鮮を批判する勢力は、これらを支持する側から右翼と呼ばれるが、その中には国粋主義に近く反米的傾向を持つ勢力もあり、自由主義に近く親米的傾向を持つ勢力もある《自由主義に近く新米的傾向を持ち、米国の核武装を当然視する勢力もある》。共産主義を信奉し中国や北朝鮮の核武装を支持する団体《勢力》も、自由主義を信奉し中国や北朝鮮の監視体制や人権侵害を非難する団体《勢力》も、どちらも左翼と呼ばれることがある。」(《》内は引用者による。続く説明を参照)
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- 上記引用箇所は、以下に述べる通り、Wikipedia:中立的な観点に反します。
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- 1 右翼は「勢力」、左翼は「団体」となっている。「団体」は勢力よりも固定的で狭い主体を指す語ですから、中立的な対比ではありません。右翼・左翼は特定の立場を相対的に指し示す用語なので「立場」という言葉を用いるのが適切ではないかと思いますが、一般に右翼・左翼的立場を指すのに「勢力」という言葉が用いられる関係から、「勢力」という語に修正するのが適切と考えられます。
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- 2 1に従い「団体」を「勢力」に変更すると、「共産主義を信奉し中国や北朝鮮の核武装を支持する勢力」となります。
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- しかし、このような考えを念頭におく「勢力」が特定団体と関係なく日本国内に分布しているという見方は、かなり疑わしいです(少なくとも百科事典に記述できない程度には疑わしい。本項「右翼と左翼の位置付け」について」の冒頭以下も参照)。逆に、米国の核武装を支持(当然視)している親米的傾向を持つ「勢力」はしばしば見られます。「親米的傾向」を持つ者がしばしば持ち出す「核の傘」の「核」とは、米国の核武装のことだからです(核の傘でGoogle検索)。
- ・上記引用箇所は、一次的には右翼を左翼より全体として穏健な立場に見せかけようとしている記述ですが、総合的には、アメリカが核武装をすることは当然である・当然支持すべきである、アメリカ以外の核武装だけ批判すべきであるという立場を暗に刷り込もうとする記述になっています。
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- 以上のような理由で、該当箇所を修正しました。-Birgdtm 2006年9月9日 (土) 03:22 (UTC)
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- 理由1に補足を行ったとき、最初「~翼勢力」という表現は、「~翼的立場立場」と記しているようなもので、あまり使われていないだろうと思い(本文中でも使われていない)、そういう前提で補足したのですが、Google検索してみると、一般によく使われている表現のようなので、現在のような形になりました。-Birgdtm 2006年9月9日 (土) 03:58 (UTC)
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- 了解しました。朝鮮日報のバックナンバーを目視で検索するのは骨なのでたぶんこのままで行きます。「立場」という言葉を選ばれたのはかなり適切ではないかと思います。Hskwk 2006年9月9日 (土) 08:05 (UTC)
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[編集] 2006年11月17日 の編集合戦とか
61.198.161.15氏のrv理由がよくわからないのですが。
宗教右翼・左翼の件について、rv前の見出しだと目次がこうなるんですわ
* 2 用途の拡大 o 2.1 保守派・急進派 o 2.2 資本主義自由主義・共産主義社会主義 o 2.3 民族主義・地球市民思想 * 3 宗教右翼・左翼 o 3.1 極右・極左
宗教右翼・左翼の下に極右・極左が入るのはおかしかろうと。適切な見出し階層性を提示お願いします。俗人主義は英語版からの直訳。
言語概念としてについては、前半部はそれまでの項目の繰り返しになっているし、後半部はほとんど主観になっている気が……書くのならそのような論理を主張している例を提示ください。現代日本では~については日本の右翼思想・左翼思想で。
平和思想はどうだろう?英語版で「左翼は外交手段、右翼は武力」という主張が区分例にあったのであげて見ましたが。 Hskwk 2006年11月17日 (金) 09:19 (UTC)
- じゃあ、チェンバレンは左翼ですね。敵対的矛盾だとか闘争を唱えて戦争だなんて叫ぶ左翼もいます。61.198.161.180 2006年11月17日 (金) 10:12 (UTC)
-
- 初期の定義としてのフランス革命から、共産主義としての共産党宣言や文化大革命に至るまで、階級闘争と暴力革命をむしろ推奨しており、共産化のドミノ性を「赤い帝国主義」と形容する人もいて、左翼といえば平和主義とも言いがたいとも書いておいたのでご理解はいただけるかと思います。ま、いずれにせよw:Charles Blattberg氏の主張ですが。チルダ ~ を4つ並べると署名になるので活用してください。Hskwk 2006年11月17日 (金) 10:52 (UTC)
[編集] 国家主義・民族主義・グローバリゼーション・コスモポリタニズム
今回追加された事例については事実であると思いますし、尊重いたしますが、これは最新の事例を中心とした視点であって、一般的に用いられてきた用法が過剰に削られていると思いましたので、適当な分量を戻しておきました。
国家主義右翼が何を想定しているのかわかりません。スペイン、カナダ、ロシアの政府が国家主義右翼と呼ばれ、その性質のためにそれぞれの地域が独立していないということを示していただければ。特にケベックは住民投票で分離独立が否定されてますんで。また民族自決にかんしては第一次世界大戦終結後のウィルソニアン的なものであって、ポストコロニアリズム的状況における民族主義の文脈に当てはめるのには説明を要するでしょう。また分離運動をしているのはバルセロナではなくカタルーニャだと思います。また直接的にポストコロニアリズム的民族自決要求であるのは、チェチェンのほかはビアフラ戦争、エリトリア、ダルフール紛争、ソマリア内戦、西サハラ、クルド人、パキスタン、タミル人、アチェ、イスラム教徒ミンダナオ自治地域、チベットなどであると思われます。
この項目では帰納的に右翼左翼の呼ぶ対象を集めた結果、「共産党保守派は右翼と呼ばれたことがない」「右翼左翼ともに国家主義、全体主義を形成したことがある」というスタンスですので、権力=右翼、反権力=左翼という前提からの演繹的考えをどちらかというと否定していますので、そのあたりも参考にしていただければ。独立すればそのまま国家権力ですしね。Hskwk 2006年12月17日 (日) 09:49 (UTC)
- スペインの右派の国民党がバスクやバルセロナの独立や自治要求に対し強硬に反発しているのはご存じありませんか。特にアスナール前政権などはETAに対して強硬な対決姿勢を取りました。しかしながら、左派の社会労働党が政権を獲得してからバスクとは話し合いで交渉が進んでいます。また、民族運動がさかんなカタロニアはサパテロ左派政権になってから大幅な自治権を獲得しました。ロシアのプーチン大統領は愛国心を煽っている右翼政権で、支持者のネオナチ青年団体などを操っています。彼はチェチェンの分離主義者を決して許さないと公言していますし、そのためにチェチェンに何度も侵攻しました。Nevermind 2006年12月17日 (日) 11:17 (UTC)
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- バスクの件はアスナールって「国家主義」右翼だったか?といわれると疑問符が。ウラジーミル・プーチンは「2005年9月には「左への転回」を表明。立場を左翼に転換し、社会予算の増額を発表した。また、軍旗をソビエト連邦時代の赤地に星の旗に戻し、コムソモールをイメージしたナーシを作り、ソビエト連邦の国歌を新国歌に制定するなど、左派色を強めていっている」という調子で右翼というより左翼ナショナリズムというかソ連回帰といった印象。この具体的傾向が公に右翼と呼ばれるようになるならこの項目にも収載したいと思いますが。Hskwk 2006年12月17日 (日) 23:41 (UTC)