古川町 (岐阜県)
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古川町(ふるかわちょう)は、岐阜県吉城郡にあった町である。2004年2月1日に周辺町村と合併して飛騨市の一部となった。古川町の町役場を、飛騨市の市役所に使用している。
目次 |
[編集] 地理
飛騨高地の北部に位置し、町の中央を南東から北西に宮川が流れていた。川沿いの盆地が町の中心であった。人口もここに集中した。また、北東部・南西部は山地であった。
- 山:猪臥山、尾崎山、安峰山、高山、本堂山
- 河川:宮川、荒城川、殿川
[編集] 気象
年間平均気温は11.1度。1月の平均気温はマイナス2.0度、8月の平均気温は24.5度。降水量は1,814.4mm。(1961年から1990年の平均値)
[編集] 隣接していた自治体
[編集] 歴史
- 1875年 古川町が成立した
- 1956年(昭和31年)4月1日 古川町・細江村・小鷹利村が合併して古川町になった。
- 2004年(平成16年)2月1日 古川町・神岡町・宮川村・河合村が合併して飛騨市になった。
[編集] 行政
2002年1月1日の町職員数 142人(本庁88人、施設54人)
[編集] 経済
[編集] 産業
町の面積の8割が山林だが、林業はふるわなかった。
農業は稲作中心であったが、他に野菜や果樹、肉牛の飼育が伸びていた。農業全体は低下傾向にあり、経営耕地面積は1970年から2000年までの30年間でほぼ半減した。養蚕は20世紀後半に現象し、1996年に完全に途絶え、かわって商工業が発達した。
産業区分 | 1985年 | 1993年 |
---|---|---|
第一次産業 | 1,008 | 863 |
農業 | 898 | 793 |
林業 | 109 | 59 |
漁業 | 1 | 11 |
第二次産業 | 3,885 | 3,698 |
鉱業 | 49 | 34 |
建設業 | 1,046 | 1,179 |
製造業 | 2,790 | 3,698 |
第三次産業 | 3,827 | 4,279 |
卸売・小売業,飲食店 | 1,535 | 1,614 |
金融・保険業 | 112 | 135 |
不動産業 | 18 | 12 |
運輸・通信業 | 383 | 312 |
電気・ガス・水道業 | 39 | 48 |
サービス業 | 1,524 | 1,898 |
公務 | 216 | 260 |
分類不能 | - | - |
合計 | 8,720 | 8,840 |
[編集] 教育
[編集] 中学校
- 古川中学校
[編集] 小学校
- 古川小学校
- 古川西小学校
[編集] 交通
[編集] 鉄道路線
[編集] 道路
国道41号が南東の高山市、国府町方面から入りまっすぐ北西に伸びた。41号は、町の北西端で北東に右折して神岡町に通じた。この右折地点からは、かわりに国道471号が北西に走り、宮川村、河合村方面に接続した。
- 国道41号
- 国道471号
- 岐阜県道75号神岡河合線
- 岐阜県道90号古川清見線
- 岐阜県道471号谷高山線
- 岐阜県道479号古川宇津江四十八滝線