取調室 (テレビドラマ)
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「取調室」シリーズ (とりしらべしつしりーず)は、故・笹沢左保原作小説より日本テレビが火曜サスペンス劇場(二時間ドラマ)でシリーズ化し、放送していたテレビドラマである。刑事ドラマ・刑事小説でありがちな被疑者逮捕までを追う作品ではなく、タイトルが示す通り主人公である故・いかりや長介扮する佐賀県警捜査一課の刑事で「落とし(被疑者から自供を得る事)の達人」である水木正一郎警部補と逮捕された被疑者との取調べを中心とするやりとりで物語が進行する。1994年~2003年まで、全19作が制作・放送された。
[編集] 作品データ
- 火曜サスペンス劇場 取調室 冷徹の頭脳を持つ殺人容疑者に県警本部が挑んだ十八日間!(1994年4月19日放送)
- 火曜サスペンス劇場 取調室2 動機なき殺人?県警捜査本部が難攻不落の知能犯に挑んだ十二日間(1995年7月18日放送)
- 火曜サスペンス劇場 取調室4 殺人罪成立の必要条件?県警本部がタレント助教授の策略に挑んだ十日間(1996年4月30日放送)
- 火曜サスペンス劇場 取調室5 故郷で死にたかった…愛妻殺し容疑の実業家に県警本部が挑んだ十二日間(1996年12月10日放送)
- 火曜サスペンス劇場 取調室6 優しい笑顔と鉄の心を持つ陶芸界のマドンナに県警が挑んだ十二日間(1997年6月24日放送)
- 火曜サスペンス劇場 取調室7 人妻を焼殺した化学者の冷血な情熱に県警本部が挑んだ十二日間(1997年9月9日放送)
- 火曜サスペンス劇場 取調室8 殺人捜査の裏を知りぬいたエリート警部の犯罪に県警が挑んだ12日間(1998年5月19日放送)
- 火曜サスペンス劇場 取調室9 数多くの人の命を救った女医が犯した殺人に県警本部が挑んだ10日間(1998年12月1日放送)
- 火曜サスペンス劇場 取調室10 打算?情?美人画商の動機なき殺人に県警が挑んだ10日間(1999年6月15日放送)
- 火曜サスペンス劇場 取調室11 ホシは元外科医の女性評論家、凶器なき密室殺人に県警が挑んだ12日間(2000年1月25日放送)
- 火曜サスペンス劇場 取調室12 長崎壱岐殺意の潮流「折り鶴」が見た美人秘書の偽りのアリバイ(2000年6月27日放送)
- 火曜サスペンス劇場 取調室13 凶器なき密室殺人…元女優が隠し続けた3ミリの傷と四角い血液(2001年2月20日放送)
- 火曜サスペンス劇場 取調室14 血の海に震える指-悪女とヒモ男の2つの取調室に挑んだ12日間(2001年9月11日放送)
- 火曜サスペンス劇場 取調室15 佐賀と東京の同時殺人-惨殺死体と水死体を結ぶ奇妙な女の友情(2001年12月18日放送)
- 火曜サスペンス劇場 取調室16(2002年2月26日放送)
- 火曜サスペンス劇場 取調室17(2002年8月6日放送)
- 火曜サスペンス劇場 取調室18 血染めナイフが切り裂く母と娘 一粒の真珠が暴く父殺し40年(2002年10月8日放送)
- 火曜サスペンス劇場 取調室19 未亡人が暴く仮面夫婦の18年間 死者からの着信記録と強盗犯発生で勾留8日で取調べ中止(2003年5月27日放送)
[編集] 特記事項
2004年3月20日に主演のいかりやが他界したため、後任を決めるか、シリーズを打ち切るかの選択肢があったが、最終的には、シリーズを打ち切った。しかし、いかりやの他界後も、まれに再放送されている。