北海道道98号旭川多度志線
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北海道道98号旭川多度志線(ほっかいどうどう98ごうあさひかわたどしせん)は、北海道上川支庁管内の旭川市中心部と空知支庁管内の深川市多度志を結ぶ主要道道(北海道道)である。
- 起点:北海道旭川市1条通8丁目(=北海道道20号旭川停車場線交点)
- 終点:北海道深川市多度志(=国道275号交点)
- 総延長:33.1km
- 重複区間:旭川市1条通2丁目 - 旭川市神楽5条4丁目(国道237号)
- 重複区間:旭川市神居3条11丁目 - 旭川市忠和4条2丁目(北海道道90号旭川環状線)
目次 |
[編集] 通過市町村
[編集] 北海道
[編集] 上川支庁
[編集] 空知支庁
[編集] 主な接続道路
- 旭川市
- 北海道道20号旭川停車場線
- 北海道道294号東川東神楽旭川線=1条通8丁目・1条通9丁目交差点(道道20号交点)
- 国道237号
- 北海道道90号旭川環状線
- 道道90号との重複区間は省略
- 国道12号旭川新道=忠和4条2丁目
- 北海道道915号共和嵐山線=江丹別町嵐山
- 深川市
- 北海道道920号幌内湯内線=湯内
- 北海道道916号湯内内園線=湯内
- 北海道道875号多度志一已線=多度志
- 北海道道429号多度志停車場線=多度志
- 国道275号
- 北海道道281号深川多度志線=多度志
[編集] 歴史
この路線の前身は、1967年3月31日認定の道道566号湯内旭川線の全線と、1954年3月30日認定の道道64号(当時)多度志納内停車場線、および1957年3月30日認定の道道173号(当時)江丹別旭川停車場線のそれぞれ一部区間である。これら3路線を廃止して、旭川多度志線にまとめられた。
[編集] その他
- 深川市多度志で国道275号と接続しており、国道12号及び道央自動車道を除く旭川-札幌間、旭川-留萌間の最短ルートである。
- 旭川市と深川市の境界付近(通称:湯内峠、多度志峠)は急勾配、急カーブ、ヘアピンが連続することから、いわゆる走り屋(ローリング族)の暴走がしばしば問題となっている。峠の頂上付近は見晴らしも良く、オートバイのツーリングなどで人気のコースでもある。
- 峠付近の上記区間は11月上旬から4月下旬まで冬季通行止となる。なお通年通行を可能にするため、湯内トンネル(延長1,930m)を含む新ルートが現在建設中で、2008年3月の完成予定である。