北海道道107号室蘭環状線
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北海道道107号室蘭環状線(ほっかいどうどう107ごうむろらんかんじょうせん)は、北海道胆振支庁管内の室蘭市内を結ぶ主要道道(北海道道)である。途中、登別市を経由する。
- 起点:北海道室蘭市東町2丁目(=国道37号交点)
- 終点:北海道室蘭市石川町(=国道37号交点)
- 総延長:21.4km
- 重複区間:室蘭市日の出町2丁目 - 登別市鷲別町1丁目(国道36号)
- 重複区間:登別市鷲別町1丁目 - 室蘭市高砂町1丁目(北海道道782号上登別室蘭線)
- 重複区間:室蘭市知利別町2丁目 - 室蘭市中島町1丁目(北海道道919号中央東線)
目次 |
[編集] 通過市町村
[編集] 北海道
[編集] 胆振支庁
[編集] 主な接続道路
- 室蘭市
- 登別市
- 国道36号
- 室蘭市
- 北海道道782号上登別室蘭線
- 北海道道919号中央東線
- 北海道道1081号東室蘭停車場線=中島町1丁目
- 道央自動車道室蘭IC=崎守町
- 北海道道127号室蘭インター線=崎守町
- 国道37号
[編集] 概要
起点から国道に合流するまでの区間は、国道36号の旧ルートである。国道との重複区間が終わると室蘭市中央卸売市場の横を通り、JR北海道室蘭本線をアンダーパスでくぐって緩やかな勾配で北上し、室蘭工業大学の前から方向を南西寄りに変えて徐々に坂を下る。知利別町・中島町交差点を右折して坂を上り、唯一となる天神トンネル(延長287m)を通過。丘陵地帯を走る。この間に室蘭大谷高等学校があり、むろらん高原だんぱらスキー場(室蘭岳山麓総合公園)へ抜ける道が分かれる。道央自動車道と立体交差し、道道127号・室蘭IC交点付近から高度を下げ、終点に至る。
[編集] 歴史
この路線のルーツは、1957年3月30日に道道182号黄金鷲別線として認定されたことに始まる。道道182号は1972年3月31日に廃止され、同日に道道757号室蘭環状線が認定された。この時の起点は室蘭市中央町であった。その後1976年8月31日に道道757号を廃止し、室蘭市東町を境として道道910号室蘭環状線と道道919号中央東線に分割された。1994年10月1日に、道道910号は107号に変更されている。