北洋銀行
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北洋銀行のデータ | |
統一金融機関コード | 0501 |
SWIFTコード | NORPJPJP |
頭取 | 横内龍三(よこうち りゅうぞう) (兼:札幌北洋HD社長) |
店舗数 | 165店 (2005年9月24日現在) |
設立日 | 1917年8月20日 (北洋無尽) |
本店 | |
所在地 | 〒060-8661 |
札幌市中央区大通西3丁目11番地 | |
電話番号 | 011-261-1311(代表) |
外部リンク | 公式サイト |
株式会社北洋銀行(ほくようぎんこう、North Pacific Bank, Ltd.)は、北海道を中心に業務を行う第二地方銀行。本店所在地は札幌市中央区大通西3丁目11番地。資金量・預金量は道内銀行で最大、かつ第二地方銀行で最大。破綻した北海道拓殖銀行の流れを受け、北海道及び札幌市の指定金融機関である。
目次 |
[編集] 拓銀の受け皿となるまで
- 1998年11月、経営破綻した北海道拓殖銀行のうち北海道内の営業譲渡を受けた。その経緯については北海道拓殖銀行#破綻のときを参照のこと。
[編集] 拓銀からの事業譲受後の動き
拓銀からの事業譲受により重複した支店名は、すべて拓銀側が変更されており、その後重複店の店舗統合が行われた際、拓銀側を存続するケースが多く見られ、一例として、従前からの北洋店だった函館支店が消滅し、旧拓銀店から名称を変更した函館中央支店がそのままの名称で存続、という統合ケースが多く見られた。
似たような例としては、りそな銀行の町田中央支店などが挙げられる。
[編集] 札幌銀行との経営統合
[編集] ATMベンダ
北海道拓殖銀行から譲受される前は、日立製作所中心であったが、譲受後は同行で採用していた沖電気工業を併用し、現在ではこちらが主力化している。なお、Leadusを採用している拠点もある。
[編集] 沿革
- 1917年(大正6年)、無尽会社・北海道無尽として設立。
- 1918年(大正7年)、商号を小樽無尽に変更。
- 1944年(昭和19年)、政府方針により北海道の5つの無尽会社を一本化、北洋無尽となる。
- 1945年(昭和20年)、本店を小樽市から札幌市に移す。
- 1951年(昭和26年)、相互銀行法制定に伴い北洋相互銀行に商号変更。
- 1985年(昭和60年)、現在のロゴマークを導入(10月)。
- 1989年(平成元年)、普通銀行転換に伴い北洋銀行に商号変更(2月)。
- 1998年(平成10年)、破綻した北海道拓殖銀行から北海道内の営業を譲渡され、道内最大の銀行、そして第二地方銀行の最大手となった。
- 2001年(平成13年)、札幌銀行との共同持株会社・札幌北洋ホールディングスを設立。
- 2006年(平成18年)、旧北海道拓殖銀行の本店だった北洋大通ビルの解体に伴い、大通支店が道庁近くに仮移転予定。新ビル落成後に同位置に戻る予定。