初井しづ枝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
初井しづ枝（はつい しずえ、1900年（明治33年）10月29日 － 1976年（昭和51年）2月15日）は、日本の歌人。兵庫県姫路市出身。
目次 |
[編集] 人物
兵庫県姫路市大黒町（だいこくまち）（現・大国壱丁町〔だいこくいっちょうまち〕）に、薬種商井上又次・たねの三女として生まれる。本名しづ江。姫路高等女学校（現・兵庫県立姫路東高等学校）を卒業し、大阪道修薬学校（現・大阪薬科大学）に入学。薬剤師の検定試験を受けて合格。姫路に帰郷し、親戚の病院へ調剤の見習いに通う。その後、姫路高女時代から交際していた初井佐一と結婚（２０歳）。歌誌『アララギ』の会員で短歌を作っていた夫に勧められて作家を始め、北原白秋に師事。戦後は「桐の花短歌会」を結成し、「女人短歌」の創立に参加。
[編集] 作風
透徹した硬質の歌風で戦後の歌壇に清新の気をもたらした。
[編集] 作品
- 花麒麟
- 藍の紋
- 白露蟲
- 冬至梅
- 夏木立
[編集] 参考文献
「おまえの道を進めばいい 播磨の文人たちの物語」安水稔和（やすみず としかず）・ひめしん文化会
 |
この「初井しづ枝」は、人物に関する書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています。 |
カテゴリ: 人名関連のスタブ項目 | 1900年生 | 1976年没 | 歌人
