刑事を犯れ
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『刑事を犯れ』(デカをやれ)は「薔薇族」1982年10月号に掲載、単行本「君にニャンニャン」に収録された山川純一の一話完結の漫画であり、処女作である。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] あらすじ
突然の雨。会社員の砂村俊介は雨宿りに同性愛者の溜り場になっているポルノ映画館に立ち寄る。俊介は映画には目もくれずに場内のいい男を探し続けていると、近くに俊介の好みの青年が近寄って、青年は俊介にフェラチオを求めてくる。俊介はこれに応じ、男性器を口に含んだ瞬間、青年は俊介を取り押さえ、自分はホモ野郎を取り締まる刑事だと言い、警察署に連行する。連行途中の脅し口調に憤慨した俊介は青年を殴りつけ、抵抗しないとわかった瞬間、袋小路に追い詰め強姦をする。弱いものいじめをしている事に葛藤するが、目の前の快感はそれすらも消し去ってしまった。
[編集] 登場人物
- 砂村俊介(すなむらしゅんすけ)
- 30歳近くのサラリーマンで同性愛者。屈強な肉体を持ち、青年を意気消沈させるほどである。本作品の大半は彼のモノローグで占められる。
- 刑事の青年
- 同性愛者を取り締まるために溜り場となっている映画館でおとり捜査をしていた刑事。疑いのある男性にフェラチオさせることで、同性愛の現行犯で連行するという捜査方法をとっている。屈強な肉体を持っているが、気が弱いのか俊介に反撃の一撃を返す事すら出来ず、そのまま強姦されてしまった。
[編集] ネット上での考察等
- 青年は本物の刑事ではなく、一種のSMプレイであったとする説もある。
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