処理系
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処理系とは、特定の仕様・規格(コンピュータ言語など)に基づいて実装されたソフトウェアのことである。主にプログラミング言語のインタプリタ、コンパイラを指して使われる。他にWebブラウザなどもHTMLを「処理する」システムであるから処理系と呼ばれることがある。
一般のソフトウェアでは仕様と実装が一対一でバリエーションを持たない場合が多い。仕様と実装が分離している場合に、その実装に対して処理系という用語が用いられる。 定義通り、それぞれの処理系は仕様を満たす動作をしなければならないが、仕様の不備、解釈の違い、バグ、独自の拡張などで挙動が異なる場合も多く、それらは方言として処理系の違いに表れる。そういった違いを除けば処理系は原則として「同じ」と考えられる動作を行い、差違は性能面にのみ現れる。
[編集] 処理系の例
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