児童語
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児童語(じどうご)とは、児童のときに話される言葉であり、ここでは一般に学校教育法で定められている6~12歳の初等教育を受ける少年・少女(小学生など)と、物心がつくとされる4~5歳くらいの幼児が用いる言葉を児童語として定義する。したがって、他の言葉との関連性としては幼児語以上学生言葉未満として解釈されたい。
[編集] 概要
[編集] 主な言葉
- 冒頭で定義したように、位置づけとしては幼児語以上学生言葉未満であるため、『お眼々』や『お手々』などの言葉が引き続き使われる。
- 特有の表現として、『御本』『お遊戯』など、特に尊敬の意はないものの『お』や『ご』をつける美化語に準ずる表現が多い。
- 若者言葉・業界用語などと同様、「知ったか("ぶり"を省略)」のような短縮語を使い出す。
- 最近では「取っぴ(取った)」など、新しい児童語も生まれつつある。いわば学生言葉の前の段階であるともいえ、若者言葉のように新しい言葉を生み出す傾向も見られる。
[編集] 児童語の用例集
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[編集] あ
[編集] い
[編集] う
[編集] え
[編集] お
[編集] か
[編集] き
[編集] く
[編集] け
[編集] こ
[編集] さ
[編集] し
- 知ったか
【名詞】「知ったかぶり」の略語。
[編集] す
[編集] せ
[編集] そ
[編集] た
- 宅習
【名詞】「自宅学習」の略。「ドリル」と呼ばれる副教材を用いたり、漢字・計算を練習帳に書き込んだりすることで継続的に反復学習することであり、臨時的に出される「宿題」とは異なる。
[編集] ち
[編集] つ
[編集] て
[編集] と
[編集] な
[編集] に
[編集] ぬ
[編集] ね
[編集] の
[編集] は
- バカでえ/バッカでえ
【形容動詞】