僧伽
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僧伽(そうぎゃ、saMgha、संघ (sanskrit))はサンスクリット語の音写であり、「衆」(しゅ)「和合衆」(わごうしゅ)と漢訳される。
もとの意味は「集団」「集会」などであり、古代インドでは、自治組織をもつ同業者組合、共和政体のことをサンガと呼んだ。これが仏教に採用されて修行者の集まりや、教団のことを指した。日本のサッカーチームである京都サンガFCの名前の由来にもなっている。
略して僧と呼び、仏・法・僧の三宝の一つとして尊重され、三帰依の対象となっている。僧は仏陀の教えを実行し、その教えの真実であることを世間に示し、あわせて弟子を教育し、教法を次代に伝える。
狭い意味では、僧は仏教の出家者である比丘(びく)と比丘尼(びくに)の教団を指し、これを「二部僧」または「両僧伽」ともいう。そして現実に目前に成立している僧を「現前僧」という。ある土地に四人以上の比丘がおれば、「僧」を組織することができる。さらに将来仏教教団に入ってくる比丘までも含めて、三世一貫の僧を「四方僧」と呼び、これを常住僧となし、僧伽の土地や精舎(しょうじゃ)、什物(じゅうもつ)などは四方僧の所有とする。
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