佐竹義重 (四代当主)
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佐竹 義重(さたけ よししげ、文治2年(1186年) - 建長4年2月25日(1252年4月5日))は鎌倉時代の武将で、常陸国佐竹氏四代当主。三代当主佐竹秀義の子で、五代当主佐竹長義・額田義直(額田氏の祖)・佐竹義澄(真崎氏の祖)・岡部義綱(岡部氏の祖)・佐竹重氏の父。佐竹別当。常陸介。正式な名のりは源義重(みなもとの よししげ)。
父とともに承久の乱で活躍するなど、鎌倉幕府に忠実に仕えることによって、御家人としての佐竹氏の地位の保全・向上に務めた。次男の義直は建長年間に分家し額田氏を興しており、その他の子もそれぞれ庶家を興し、南北朝時代以降の佐竹氏の躍進の基礎となった。鎌倉時代の佐竹氏は、義重、長義(1207年 - 1272年)、義胤(1227年 - 1278年)、行義(1263年 - 1305年)、貞義とつづくが、分家・婚姻関係を通して御家人としての地位を向上させていったであろうことが系図からうかがえる。
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