佐々木俊介
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佐々木 俊介(ささき しゅんすけ、1967年9月27日 - )は、日本の推理小説作家。
青森県青森市に生まれ(実家は三内丸山遺跡のすぐそばらしい)、青森県立青森南高等学校から専修大学文学部国文学科へ入学。同校卒業後に小劇団を主宰、数年の演劇活動を経て、ミステリ作家を志す。
1995年、二度目の応募となる第六回鮎川哲也賞(東京創元社主催)において佳作入選を果たし、同応募作『繭の夏』でデビュー。しかしながら、寡作という表現では言い表せないほどの寡作作家であり、第二長編『模像殺人事件』を発表したのはデビューから実に9年後の2004年末のことであった(他に雑誌掲載の短編あり)。なお、『模像殺人事件』は『2006本格ミステリ・ベスト10』(原書房)において年間ランキング第10位に選出されたほか、ネット上の各書評サイト等でも高い評価を得た。
地味な作風ながら確かな筆力を持ち、純粋本格にこだわった書き手として新作が待たれるが、ファンの間では「次回作は10年後?」とも噂されている。
(※上記内容は『ハヤカワ・ミステリマガジン』の著者インタビュー他をソースとしています)