仙台市科学館
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仙台市科学館(せんだいしかがくかん)は、宮城県仙台市青葉区台原森林公園内にある仙台市立の科学館である。
国内でコンピュータネットワークを先駆けて構築したり、科学館学習に展示学習や実験選択制を導入したりするなど、先進的な取り組みを行っている。
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[編集] 沿革
- 昭和27年6月、仙台市本町のレジャーセンター内(当時)にサイエンスルームとして開設・実験指導開始(科学館学習)。
- 昭和29年9月、第1回仙台市児童生徒理科作品展開催。以後、現在まで続いている。
- 昭和43年5月、仙台市科学館を仙台市一番町2丁目5番(長銀ビル地下:当時)に開館(実験室2、展示室1)
- 平成2年9月、仙台市科学館を台原森林公園(青葉区台原森林公園4-1)に移転。
- 平成3年4月、館内コンピュータネットワークシステム完成
- 平成8年4月、インターネットホームぺージ開設
- 平成12年~13年、展示室リニューアル(新展示物公開)
- 平成14年3月、開館50周年記念事業の開催
[編集] 科学館学習
科学館学習とは、仙台市科学館が1952年から実施している仙台市内の中学2年生を対象とした校外学習のことである(基本的に各学校の義務となっている)。
内容は主に実験学習と展示学習Iと展示学習IIに分かれる。
挨拶は生徒代表(学級委員、生徒会幹部など)が行うことが多い。
[編集] 実験学習
- 時間:90分
- 内容:科学館が設定した4つの課題を各学校の生徒が選択し、テーマに沿って実験学習する。
- 実験学習の種類:以下の4つに分かれる。
- 物理実験
- 生物実験
- 地学実験
- 化学実験
このうち、地学実験では擬似津波を起こすことができる装置に実際に体験できることから、話題となっている。[[1]]
[編集] 展示学習I
- 時間:90分
- 内容:4階の自然史系・理工系展示室の展示物を実際に見学し、生徒が19種類ある課題から選択して時間内にマークシートの問題に取り組む。この時間は3階は立ち入り禁止。
- 流れ:最初の20分ほどで展示学習の方法についての説明を聞いて、残りの時間(正味60分ほど)で実際に展示学習を行う。
[編集] 展示学習II
- 時間:50分
- 内容:展示物を実際に見学して学習するのはIと同じだが、IIでは3階の生活系展示室も見学可能で、生徒の自主活動となる。
[編集] 交通
- 仙台市営地下鉄南北線旭ヶ丘駅下車徒歩5分。
[編集] 所在地・電話番号
- 〒981-0903仙台市青葉区台原森林公園4番1号
- TEL:022-276-2201
- FAX:022-276-2204
[編集] 利用案内
[編集] 開館時間
- 午前9時から午後4時45分まで(ただし入館は午後4時まで)
[編集] 休館日
- 毎週月曜日(祝・休日の場合はその翌日)
- 祝・休日の翌日(日曜日を除く)
- 毎月第4木曜日(保守点検休館日)
- 年末年始(12月28日から翌年の1月4日まで)
[編集] 入館料
- 一般500円(400円)
- 高校生300円(250円)
- 小・中学生200円※(160円)
※かっこ内は30名以上の団体
※土曜・日曜日、休日および長期学校休業日(春休み・夏休み・秋休み・冬休み)に入館の際に「どこでもパスポート」「AZ9パスポート」を提示した仙台都市圏内及び仙南広域圏内の小・中学生は無料。