京阪500形電車 (初代)
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(初代)1000形に引き続いて、1500形として22両が製造された。1929年に500形となる。
登場当時は貫通扉のついた3枚窓の正面であった。
1953年から1959年にかけて台枠を流用して車体を新造する形で更新工事が実施された。このとき正面は2枚窓となる。これは700形の704号が事故復旧の際に2枚窓として乗務員に好評だったことから採用されたものである。しかし、京阪線では本形式以降の車両には導入されなかった。なお、最初に更新された6両と残る16両では側面の窓と扉の配置が若干異なる。
1967年には5両から運転台を撤去して580形に、同じく5両から運転台と電動機を撤去して550形に改造を行っている。 最後は交野線専用となり、1976年までに廃車された。
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