京都ラーメン
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京都ラーメン（きょうとらーめん）と呼ばれるラーメンには二種類ある。一つ目は京都でよく食べられる京都のラーメンであり、もう一つは京都をイメージした京風ラーメンである。両者は明確に区別される。
目次 |
[編集] 京都のラーメン
京都市は人口の1割が大学生という大学生の多い街である。そのためか、満腹感をあたえるために味は濃い。
京都風のラーメンとされるものは、豚骨か鶏ガラでダシをとった醤油味のスープに九条ネギを載せて、焼豚を2～3枚ほどいれたものである。最後に豚の背油をかける。チャーシュー麺にすると焼豚が丼を埋め尽くすこともある。ただし、このパターンにはまるラーメン屋も多いがそうでない店も多く、京都ラーメンの明確な定義はない。
並は通常600円～650円で、700円を超えると高いといわれる。
[編集] 主なラーメン店
[編集] チェーン店
- 第一旭
- 京都風のラーメンを出す。京都駅そばの本店は午前5時から営業する。
- 新福菜館
- 真っ黒な醤油味のスープが特徴。本店は第一旭本店の隣。
- 鶏と野菜を煮込んで作られた濃厚な「こってり」、ドロドロのスープでニンニク臭の激しい独特なラーメン。チェーン店は京都を中心とした関西圏や東京を中心に全国展開を行っている。
- 横綱
- 京都風のラーメンを出す。ネギがザルでテーブルにおかれ、自由に入れ放題である。
- 悟空
- 餃子の王将
- 京都発祥の餃子専門のチェーン。ラーメンも置いている。
[編集] 一乗寺地区
左京区一乗寺地区は関西最大のラーメン屋集積地帯とされる。
- 高安（たかやす）
- 天天有（てんてんゆう）
- 珍遊
[編集] その他の地区
- 東龍
- ますたに、新ます
- 杉千代
- めん馬鹿一代
[編集] 京風ラーメン
京風ラーメンとは京懐石を意識した薄味のラーメンで、京都市内では観光客向けの店でみられるほかはほとんど見られない。あんみつなどの甘味がつくこともある。「あかさたな」などのチェーンが有名である。
