亜塩素酸カリウム
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亜塩素酸カリウム | |
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IUPAC名 | 亜塩素酸カリウム |
別名 | |
組成式 | ClKO2 |
式量 | 106.55 g/mol |
形状 | 無色結晶 |
結晶構造 | |
CAS登録番号 | [14314-27-3] |
密度と相 | g/cm3, |
水への溶解度 | g/100 mL (℃) |
融点 | ℃分解 |
沸点 | ℃ |
出典 |
亜塩素酸カリウム(あえんそさん—、potassium chlorite)は、無機化合物の一種で、亜塩素酸 (HClO2) のカリウム塩にあたる。化学式は KClO2 と表される。
[編集] 性質
また、加熱すると光を放ちながら塩化カリウムと酸素に分解する[2]。
- KClO2 → KCl + O2 (heating)
室温で、数時間のうちに分解したとの報告もある[3]。
結晶について、X線構造解析の報告がなされている[3]。
[編集] 合成
Bruni らは塩素酸カリウムをシュウ酸で処理し、水/エタノールからの再結晶により亜塩素酸カリウムの結晶を得ている[2]。
- KClO3 + HOOC-COOH → KClO2