中標津空港
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中標津空港 | |||
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IATA:SHB - ICAO:RJCN | |||
概略 | |||
空港種別 | 公共 | ||
運営者 | 北海道 | ||
開港日 | 1960年 | ||
運用時間 | 8:30 - 20:00 (JST) | ||
受け持ち | 北海道 | ||
海抜 AMSL | 213.9 ft (65.2 m) | ||
位置 | 北緯43度34分39秒東経144度57分36秒 | ||
滑走路 | |||
方向 | 全長×全幅 | 表面 | |
ft | m | ||
08/26 | 6,562×150 | 2,000×45 | 舗装 |
中標津空港(なかしべつくうこう Nakashibetsu Airport)は、北海道標津郡中標津町にある第三種空港。根室中標津空港(ねむろなかしべつくうこう Nemuro-Nakashibetsu Airport)とも呼ばれる。
目次 |
[編集] 概要
- 日本最東端の空港で、空港ビルは日本の空港ビル唯一の集成材を利用した木造建築(一部鉄筋コンクリート造を併用)。空港の周囲が大酪農地帯でもあり、石垣空港と並び日本を代表する「香り立つ」空港の一つとなっている。
[編集] 歴史
- 1944年(昭和19年) 【開基】旧日本海軍の飛行場として開港
- 1945年(昭和20年) 米軍の空襲を受ける。戦後、閉港となり、農地として払い下げられ、放置される
- 1957年(昭和32年) 北日本航空(現日本航空インターナショナル)が、放置された飛行場跡を利用して、根室一円の遊覧飛行を行う
- 1959年(昭和34年) 北日本航空が、遊覧飛行事業を開始
- 1962年(昭和37年) 【指定】飛行場跡が滑走路長1,200m×30mの第3種空港に指定され、再開港となる
- 1965年(昭和40年) 【開港】西春別空港から丘珠便の定期航空路線が移り、供用開始(西春別よりも中標津のほうが、当時存在した国鉄標津線を利用した根室市方面への移動が便利だったため)。
- 1983年(昭和58)3月11日、日本近距離航空497便(札幌丘珠発中標津行)YS-11型が着陸に失敗、中標津空港付近の林に墜落する事故が発生。幸い機体が炎上しなかったため、乗客53人に死者はでなかった。
- 1990年(平成2年) 1,800m×45mの滑走路を供用開始。ジェット化、東京便就航開始。初のソウルへの国際チャーター便が運行される
- 1997年(平成9年) 2,000mの滑走路を供用開始
[編集] 路線
(エアーニッポン、エアーニッポンネットワークの機材・乗務員で運航する便あり)
[編集] 空港へのアクセス
中標津町交通センターまで約3km
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
空港情報 (RJCN) |
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