中山寺 (宝塚市)
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中山寺 | |
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本堂 |
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所在地 | 兵庫県宝塚市中山寺2-11-1 |
山号 | 紫雲山 |
宗派 | 真言宗中山寺派大本山 |
本尊 | 十一面観音(国重文) |
創建年 | |
開基 | 聖徳太子 |
別称 | 中山観音 |
文化財 | 木造十一面観音菩薩立像ほか(国重文) 本堂ほか(県文化財) |
中山寺(なかやまでら)は、兵庫県宝塚市にある真言宗中山寺派大本山の寺院。山号は紫雲山。本尊は十一面観音。西国三十三箇所第24番札所。
本尊は十一面観世音菩薩であり、インドの勝鬘夫人(しょうまんぶにん)の姿を写したと伝えられる。左右の脇侍も十一面観世音菩薩で、本尊と脇侍をあわせて三十三面となり、西国三十三箇所を表しているという。普段は秘仏となっているが、毎月18日に開扉される。
目次 |
[編集] 歴史
寺伝では聖徳太子が建立したとされる日本最初の観音霊場。「極楽中心仲山寺」と称されていた。現在の本堂(慶長8年・1603年再建)や阿弥陀堂は豊臣秀頼が片桐且元に命じて再建した。羅漢堂には約800体の羅漢像が並ぶ。
安産祈願の霊場して皇室、源頼朝など武家、庶民より深く信仰を集めた。豊臣秀吉が祈願して豊臣秀頼を授かったとされる。また、幕末には中山一位局が明治天皇を出産する時に、安産祈願して無事出産したため、明治天皇勅願所となり、安産の寺として知られる。
毎月の戌(いぬ)の日は、安産祈祷会があり、安産を願い、また、鐘の緒(かねのお)(祈祷を受けた腹帯)の授与を求めて、多くの参詣者が訪れる。
[編集] 文化財
[編集] 重要文化財(国指定)
- 木造十一面観音菩薩立像 (本尊)
- 木造薬師如来坐像
- 木造聖徳太子坐像 附:経机、経巻、台座、礼盤(各木造)
- 木造大日如来坐像
[編集] 兵庫県指定重要有形文化財
- 本堂
- 護摩堂
- 山門
- 木造十一面観音立像 2躯
[編集] 兵庫県指定史跡
- 白鳥塚古墳
[編集] 行事
年に一度、8月9日に西国三十三箇所の観音が星に乗って中山寺に集まるとされ、星下り祭りが行われる。8月9日の夜には、梵天(御幣)が中山寺の塔頭に納められる。8月9日に中山寺に参詣すると西国三十三箇所を巡拝したのと同じ功徳があるとされる。
[編集] 札所
[編集] 御詠歌
野をもすぎ 里をもゆきて 中山の 寺へまいるは のちの世のため
[編集] 所在地・アクセス
〒665-0861 兵庫県宝塚市中山寺二丁目11番1号
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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