中内正
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中内 正(なかうち ただし、1959年8月4日 - )は、福岡ダイエーホークスの2代目オーナー。ダイエー創業者、中内功の次男。青山学院大学出身。
2003年、読売ジャイアンツへ小久保裕紀選手を無償トレードした際に開かれた記者会見の席で涙した事が話題となるが、これは当時の球団代表が小久保の自由契約による事実上の選手引退を強硬に主張しており、これを回避するために泣く泣く読売への放出を決断したからだと言われている。
ダイエーの経営危機によるソフトバンクへの球団売却後も球団経営に対する真摯な姿勢を評価されてそのまま福岡ソフトバンクホークスでは名誉顧問職に就任する。だが、ダイエーの創業者一族の経営責任を問う主張は収まらず、2006年1月26日に保有していた福岡ソフトバンクホークスの株2%を球団に譲渡し、同日付で福岡ソフトバンクホークス非常勤名誉顧問から退任した。
2006年2月1日付で読売ジャイアンツオーナー顧問に就任。