中之郷駅 (滋賀県)
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中之郷駅(なかのごうえき)は、かつて滋賀県伊香郡余呉村(現・余呉町)に存在した北陸本線・柳ヶ瀬線の駅である。
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[編集] 概要
北国街道沿いの宿場町にあり、北陸本線が長浜から金津(現在の敦賀駅)まで延伸した時に設置された。柳ヶ瀬越えの山岳路線を控え補機付け替え駅としてすべての列車が停車する重要駅であったが本線が路線変更になり支線に格下げされると急速に寂れ7年ともたず廃線になった。この駅は補機付け替えに特化された駅で貨物列車の編成は隣接する木之本、高月で行われた。最盛期には駅弁売りも出るほどの活況であった。
[編集] 駅構造
優等列車停車駅でありながら、ホームは一面一線で、通過線が一線、そして側線が何本も枝分かれして転車台、給水塔があった。柳ヶ瀬線時代にはそれらの設備はすべて取り払われ農地に戻され、給水塔、転車台のみが離れ小島のように農地の中に取り残された。
[編集] 歴史
- 後ほど
[編集] 隣の駅
[編集] 駅跡地
路盤は国道に転用。駅跡は余呉町役場になった。ホームには駅名標のレプリカが立っている。