丙寅洋擾
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丙寅洋擾(へいいんようじょう)とは、1866年に朝鮮で起こった事件。
1866年大院君は天主教と呼ばれたキリスト教禁止令を発し、弾圧丙寅教獄(丙寅邪獄)が起こり、キリスト教の布教の為、密入国したフランス人宣教師9人を含む在朝鮮外国人宣教師らが処刑された。 その後、6年間で八千人にのぼるキリスト教信者が処刑された。
丙寅洋擾とは、フランスがこの事件への報復として、軍艦7隻・兵力約1500名を派遣し、殺害に対する賠償、責任者の処罰、通商条約の締結などを要求して江華府を占領した事件。
大院君はこれらの要求を拒否し、撃退した。