与勇輝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
与 勇輝（あたえ ゆうき、1937年9月17日 - ）は日本の人形作家。神奈川県川崎市出身。
[編集] 作風
人形創作を始めた当初より、布地に強いこだわりを持っており、そのことから、氏の人形は全て古い木綿布を用い制作されており、また人形の着物や小物等細部に至るまで全て、制作者自身の手で作られている。
人形の多くは、日本の原風景を思わせるようなノスタルジックな雰囲気を持ち、表情豊かな、柔らかみのある表現が特徴。
[編集] 経歴
- 1963年（昭和38年） 日本デザインスクール卒業。
- 1965年（昭和40年） マネキン会社勤務。その傍らで独自に人形創作を始める。
- 1968年（昭和43年） 人形作家・曽山武彦に師事。
- 1970年（昭和45年） 川本喜八郎、辻村寿三郎等の人形作家グループ「第2回グループ“グラッブ”人形展」参加。（以降、第6回まで参加。）
- 1971年（昭和46年） 監督飯沢匡、デザイン土方重己による人形絵本「シンデレラ」、「ピノキオ」の人形制作を担当。
- 1991年（平成3年） パリ・ルーブル宮、装飾工芸館「世界の人形・今昔展」へ、招待出品。
- 1993年（平成5年） 山梨県河口湖町立河口湖ミューズ館・与勇輝館会館。
- 1994年（平成6年） 人形写真集『ニングル』を倉本聰と出版。
- 1995年（平成7年） 河口湖町特別町民称号を受ける。
- 1998年（平成10年） NHK朝の連続テレビ小説『天うらら』において人形制作指導。
- 1999年（平成11年） 東映映画『鉄道員』の為、人形作品「雪子」制作。
- 2000年（平成12年） ニューヨークで初めての海外個展「The World of YUKI ATAE」を開催。
[編集] 外部リンク
 |
この「与勇輝」は、人物に関する書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています。 |
カテゴリ: 1937年生 | 人形作家 | 人名関連のスタブ項目
