一龍斎貞丈
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一龍斎 貞丈(いちりゅうさい ていじょう)は、講釈師の名跡。
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[編集] 三代目
後の六代目一龍斎貞山。
[編集] 四代目
本名:安原 大二郎(やすはら だいじろう)、(昭和6)1931年12月没。享年42。
貞号を昇龍斎として、昇龍斎貞丈と名乗った。五代目の師匠。
[編集] 五代目
本名:柳下 政雄(やぎした まさお)、三重県に生まれ、幼時から横浜に育った。 (明治39)1906年8月 - (昭和43)1968年7月27日。
- 1906年8月、三重県に生まれる。
- 1925年、四代目昇龍斎貞丈に入門し、昇龍斎貞一を名乗る。
- 1930年4月に真打昇進。
- 1932年3月、五代目一龍斎貞丈を襲名。
早稲田実業に学んだ、当時の講談界としては珍しいインテリであった。
一龍斎貞鳳、子息の六代目一龍斎貞丈、人間国宝の六代目一龍斎貞水を育てた。
[編集] 六代目
本名:柳下 基一(やぎした きいち)、横浜生まれ。父は五代目一龍斎貞丈。 (昭和3)1928年9月2日 - (平成15)2003年10月1日。
- 1947年4月、父である五代目一龍斎貞丈に入門。
- 1948年12月、前座となり四代目一龍斎貞花を襲名。
- 1951年11月、二ツ目昇進。
- 1957年1月、真打昇進。
- 1969年7月、先代の一周忌に六代目一龍斎貞丈を襲名。