ローマ地下鉄
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ローマ地下鉄(伊語:metropolitana di Roma 英語:Rome Metro)は、イタリアのローマの地下鉄。
[編集] 概要
1955年に現在のB線が開通し、1980年にA線が開通した。現在は全長38km、A線とB線の2路線が営業中。C線が建設中で、B線は延伸工事中。D線も計画されている。
A線とB線はローマの中心駅テルミニ駅で乗り換えが可能。
初開通から半世紀以上経過しているにもかかわらず建設中も含めて3路線しかない。ローマ市では地下を利用する工事に取り掛かれば大抵何らかの遺跡が発見されるので遺跡の発掘のために工事の中止、路線計画の変更を余儀なくされることが多く、莫大な建設費用が必要になるからである。
[編集] 路線
- A線
- 駅数:27(Battistini駅 – Anagnina駅)、19km
- B線
- 駅数:22(Laurentina駅 – Rebibbia駅)、19km
[編集] 事故
- 2006年10月17日午前9時半ごろ、A線のビットリオ・エマヌエレ二世広場駅に停車中の列車に後続の列車が追突し、1名が死亡、約170名が負傷した。怪我人には日本人4名も含まれていた。事故原因は人為的なものと見られている。
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