ロンド形式
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楽式(楽曲の形式) |
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二部形式 - 三部形式 |
ロンド形式(―けいしき、ロンドには「輪舞曲」と言う字があてられる場合がある)とは、ある同じ旋律(ロンド主題という)が、異なる旋律を挟みながら何度も繰り返される楽曲の形式のことで、古くは
A | B | A | C | A | D | A |
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.....
のような形をとっていた。
主部 | 中間部 | 主部 | ||||
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A | B | A | C D ... | A | B | A |
の一種と見なすことのできる、次の2つの形式が一般的になった。それぞれ大ロンド形式(だいろんどけいしき)、小ロンド形式(しょうろんどけいしき)と呼ばれる。
大ロンド形式
A | B | A | C | A | B | A |
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小ロンド形式
A | B | A | C | A |
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[編集] ロンド形式による著名な作品
[編集] 大ロンド形式による著名な作品
[編集] 小ロンド形式による著名な作品
- ベートーヴェン:エリーゼのために
- マーラー:交響曲第5番第1楽章
カテゴリ: クラシック音楽関連のスタブ | 楽式