ロイコボリン
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ロイコボリン(Leucovorin)とは、抗葉酸代謝拮抗剤の一種である。商品名は、ロイコボリン(有効成分ロイコボリンカルシウム、別名ホリナートカルシウム)。
[編集] 効果・効能
葉酸代謝拮抗剤(メトトレキサート)の毒性軽減
[編集] 作用機序
メトトレキサートは、葉酸を活性型葉酸にする酵素の働きを阻止することにより、核酸合成を阻止する。 ロイコボリンは、上述の酵素に関与せず、細胞内に取り込まれ、活性型葉酸となり核酸合成を再開させる。
[編集] 副作用
- ショック、アナフィラキシー様症状
- 過敏症(発疹、発熱、発赤)