レーニエ3世
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レーニエ3世(Rainier III de Monaco, Rainier Louis Henri Maxence Bertrand Grimaldi, 1923年5月31日 - 2005年4月6日)はモナコ公国大公(在位1949年5月9日 - 2005年4月6日)。妻はハリウッド女優であったグレース・ケリーである。
パリ政治学院に学ぶ。第二次世界大戦時フランス軍に従軍。大佐まで進む。祖父ルイ2世の死去により、即位。
1956年にグレース・ケリーと結婚。翌1957年にカロリーヌ公女、1958年に後継者であるアルベール皇太子、1965年にステファニー公女らが生まれたが、当の子供たちの相次ぐ不幸に見舞われ、1982年9月14日に大公妃グレースが自動車事故で逝去。大公は悲しみにくれたが、大公としての勤めを継続していた。カーマニアとして知られ、自動車博物館を公開している。憲法改革や、モナコ公国の経済基盤をモータースポーツなどギャンブル事業以外にも発展させるなどの功績があった。
2004年の初め、冠状動脈に問題があり入院。同年10月26日には、肺感染症のため再び入院した。2005年3月21日に集中治療室に移された。3月23日、心不全と腎不全で人工呼吸の状態になった。
2005年3月31日、モナコ王室は皇太子であるアルベールが大公としての職務を行うと発表した。
2005年4月1日、回復の見込みはわずかであると発表された。2005年4月6日、肺感染症などにより逝去した。
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