ルイーズ・ブルジョワ
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ルイーズ・ブルジョワ(Louise Bourgeois,1911年12月25日 - )はフランス・パリ出身のアメリカ合衆国の彫刻家である。
ソルボンヌ大学で数学を学んだが美術の道を志し、エコール・デ・ボザールを含むいくつかの美術学校で学び、フェルナン・レジェのアシスタントとなる。1938年にアメリカ人の夫と共にアメリカに渡り、以来ニューヨークで暮らしている。
自身の少女時代からインスピレーションを受けた作品が多い。
1982年、ブルジョワが72歳のときにニューヨーク近代美術館で個展が行われ、再評価されるようになった。
また、彼女を追ったドキュメンタリー映画も制作されている。
1990年代からは巨大な蜘蛛を象ったブロンズ像を制作。ニューヨークのグッゲンハイム美術館、ロンドンのテート・モダン、日本でも六本木ヒルズに展示されていたことがあった。 1993年のヴェネツィア・ビエンナーレでは、アメリカ館で展示を行った。