リーマス・ルーピン
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リーマス・ルーピン(Remus John Lupin)は、小説・映画作品「ハリー・ポッター」に登場する架空の人物である。男性。誕生日は3月10日。あだ名はムーニー(Moony)。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] 登場巻
[編集] 外見
病人のようにやつれた顔、髪の色は鳶色だが白髪混じり。 つぎはぎだらけのローブを纏っている。顔色と白髪とぼろ服は年々ひどくなり、5巻ではセーター、ズボン、コートの全てが古びた描写をされている、という有様。また、第3巻には、叫びの屋敷に連れて行かれたときに、自分を引っかいたと言うような事が書いてあるので、どこかに引っかき傷があると思われる。
[編集] 属性・年齢等
3月10日生まれ。 魔法使い。人狼(オオカミ男)である。 元々は普通の魔法使いだったが、幼い頃にフェンリール・グレイバックに咬まれ、人狼となる呪いを受けた。 ホグワーツ魔法魔術学校の卒業生。ジェームズ・ポッター、シリウス・ブラック、ピーター・ペティグリュー、セブルス・スネイプとは同級生。ジェームズ、シリウス、ピーターの三人とは親友でリーマスが人狼になるときに一緒にいても平気なように動物もどき(アニメーガス)になっている。叫びの屋敷の叫び声や吼え声の正体はリーマスである。所属寮はグリフィンドールであり、五年生から監督生を勤めていた。
3巻では闇の魔術に対する防衛術の先生として登場している。防衛術の授業で、初めて授業らしい授業を行ってくれた先生であり、まね妖怪(ボガート)を退治する授業が面白く、生徒(スリザリン生以外)はみんなルーピン先生が大好きだった。ハリー・ポッターには吸魂鬼(ディメンター)から身を守れるようにパトローナスチャーム(守護霊の呪文)を教えた。人狼である事が生徒全員と生徒の親にばれて、退職を余儀なくされた。
5巻では不死鳥の騎士団の団員として登場。
6巻ではダンブルドアの命を受け、スパイとしてオオカミ男達と一緒に生活している。ホグワーツ魔法魔術学校ではドラコ・マルフォイの引き入れた死喰い人と戦い、戦いの後でニンファドーラ・トンクスと婚約した。
ニックネームのムーニーは、『月の、月型の』などの意味を持ち、人狼にちなんでいる。ミドルネームのJはジョンである。
[編集] 性格・才能
授業も生徒に評判で有能な先生。性格も落ちついている。が、ハリーにシリウス・ブラックの名前を出されたときにカバンを取り落としたり、叫びの屋敷で真相を知ったとき教え子の目の前で殺人を行おうとしたりと、友人たちに関わることにだけは感情を隠しきれない一面も見せる。 学生の頃は、ジェームズとシリウスのスネイプに対するいじめを密かに苦々しく思っていたが、行動に出すことができなかったことを今でも悔やんでいる。1960年3月10日生まれ。
[編集] 交友関係
シリウス・ブラック、ジェームズ・ポッター、ピーター・ペティグリュー、セブルス・スネイプ
[編集] 映画
「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」では、デヴィッド・シューリスが演じている。