リチャード・リンクレイター
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リチャード・リンクレイター(Richard Linklater, 1960年7月30日 - )はアメリカ合衆国テキサス州ヒューストン出身の映画監督・脚本家である。
1990年代にインディペンデント映画界から頭角を現してきた。彼の作品の多くは1日の出来事を扱っており、ヒューストンを舞台にしていることが多い(特にインディペンデント作品で多く見受けることができる)。
インディペンデント映画とハリウッド映画(大手プロダクションのメジャー映画)の両方で監督を務めることができる器用な映画監督である。インディペンデントから完全にハリウッドに移行する映画監督が多い中、彼は両方を行き来することができる。
『テープ』ではワンロケーションの人間ドラマを撮り、『ウェイキング・ライフ』では哲学的なアニメーションを撮り上げ、非常に挑戦的な姿勢をうかがわせる。また『スクール・オブ・ロック』のようなファミリー向け作品も得意とし、珍しいタイプの映画監督と言えるだろう。
俳優のイーサン・ホークとは仕事を共にすることが多く、また彼をとても信頼しているようである。
[編集] 主な監督作品
- バッド・チューニング Dazed and Confused (1993)
- 恋人までの距離(ディスタンス) Before Sunrise (1995)
- SubUrbia (1996)
- ニュートン・ボーイズ The Newton Boys(1998)
- テープ Tape (2001)
- ウェイキング・ライフ Waking Life (2001)
- スクール・オブ・ロック The School of Rock (2003)
- ビフォア・サンセット Before Sunset (2004)
- がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン Bad News Bears (2005)
- スキャナー・ダークリー A Scanner Darkly (2006)
[編集] 外部リンク
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