ラウール・タムード
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ラウール・タムード・モンテーロ(Raúl Tamudo Montero、1977年10月19日 - )は、スペイン・バルセロナ出身の元同国代表、リーガ・エスパニョーラ・RCDエスパニョール所属のサッカー選手(FW)。
現在所属するエスパニョールの地元バルセロナ出身であることから、同クラブのシンボル的存在であり、キャプテンも務める不動のプレーヤー。経験を積むためアラベスとリェイダにレンタル移籍した経験はあるが、エスパニョール一筋のキャリアをもつ。
エスパニョールの下部組織で育ち、1997年3月にトップ昇格。その後1年半に渡るレンタル生活を経て、1999年に復帰。2000年にはシドニーオリンピックに出場して銀メダル獲得、そしてスペイン代表デビューなどの代表歴も記録している。また、2000年からはリーガで7シーズン連続で10得点以上を挙げ続けている(2005-2006シーズン終了時点。最多記録は2003-2004シーズンの19得点)。常に下位争いの渦中にあるチームにあって2度のコパ・デル・レイ制覇の原動力ともなった。しかしながら、近年はゴール数が伸びず、代表からも長く遠ざかっている。
プレースタイルとしては個人で状況を打開できる高い突破力とテクニックを持ち合わせ、ヘディングも強い万能型。難を言えばムラの多さが欠点とされるが、チーム事情を考慮すれば、むしろ過小評価されている選手の一人である。
[編集] 選手経歴
カテゴリ: スペインのサッカー選手 | エスパニョールの選手 | アラベスの選手 | 1977年生