メダル
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メダル (medal) は、直径数センチ大の円形の金属の延べ板に、業績や事績の記念などの目的で、何らかの意匠を刻印したものをいう。
[編集] スポーツにおけるメダル
現代で特に日本においてメダルと呼ぶ場合は、中でもスポーツなどの競技で勝利選手・優秀選手を表彰して送られる各メダルのことを指す。通例、優勝者に金メダル、準優勝者に銀メダル、第3位の選手に銅メダルが送られる。但し第一回オリンピックでは優勝者に銀メダル、準優勝者に銅メダルが送られた。
また、ワールド・ベースボール・クラシックでは銅メダルがない。
その性質上、“メダリスト”の呼称に見られるように、メダルを受けることはそれぞれの競技の世界における強力なステータスとして一般に認識されている。故にメダル獲得を第一とするプレイを行う選手が後を絶たない。一方そういったメダル至上主義の競技姿勢は、スポーツの本来の理念に反するとして、しばしば世論から批判の対象にされる。