マラム・バカイ・サニャ
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マラム・バカイ・サニャ(Malam Bacai Sanhá、1947年5月5日生)はギニアビサウの政治家。1999年5月14日から2000年2月17日まで、大統領代理を務める。
サニャは、ギニア・カーボベルデ独立アフリカ党の古くからの党員であり、ガブ州およびバファタ州知事、各種大臣を歴任し、1994年に国民議会議員となる。内戦によってジョアン・ヴィエイラ大統領が亡命した後、大統領選挙が実施されるまでの大統領代理に指名された。
1999年11月28日に実施された大統領選挙の一次投票ではサニャは23.37%の得票率で2位であった。2000年1月16日の決選投票ではクンバ・ヤラ候補の72.0%に対して、サニャは28.0%しか得票できなかった。
2003年の軍事クーデターでヤラが失脚し、暫定政権に移行したのち、2005年6月19日に大統領選挙が実施され、3人の元大統領(サニャ、ヤラ、ヴィエイラ)が、有力候補に挙がっていた。サニャはPAIGCの代表として出馬し、一次投票では35.45%を得票して1位、元大統領のジョアン・ヴィエイラが28.87%で2位であった。 しかし2005年7月24日の二次投票では、サニャは過半数を獲得することができず、ヴィエイラ候補に敗れた。
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