マゾーン
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マゾーンとは、「宇宙海賊キャプテンハーロック」に登場する架空のヒユーマノイド型の植物生命体。
マゾーンは、人間の女性そっくりの姿をしてるが、プロポーションや肌の色は緑みがかった青系(ただし人間と同じ肌の色のものもいる)の特徴を持ち、別の生物と理解されている。
その構成上、社会性昆虫(しゃかいせいこんちゅう)である、アリ、シロアリ、ハチのような社会を構成し、生物学でいう雄(オス)の存在がなく、基本的には雌(メス)の形を基本として、幾つかのバリエーションがあり、互いの遺伝子の交換を行う、生物学用語でいう、雌雄同体の生殖方法をとっていると推測されるが、雌(メス)だけの単為生殖を行うという説もあり、詳細は明らかではない。 その体組成の特徴ゆえか、銃などで撃たれると「紙のように」発火し、燃死する。
一族を統率する存在として氏族社会を束ねる存在として、女王〈便宜的にこう呼ぶ〉の存在があり、本作品中では、「ラフレシア」と呼ばれる女王が統率していた。
メンタリティとしては、ほぼ人間と同じと思われるが、その独特の社会構造の為、「個人」より「種」としての集団を重要視する傾向があるようである。
トカーガ星などを征服し、地球へと侵攻してきた。