ポセイドン・アドベンチャー2
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ポセイドン・アドベンチャー2 Beyond the Poseidon Adventure |
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監督 | アーウィン・アレン |
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製作 | アーウィン・アレン |
脚本 | ネルソン・ギディング |
出演者 | マイケル・ケイン サリー・フィールド テリー・サバラス |
音楽 | ジェリー・フィールディング |
撮影 | ジョセフ・バイロック |
編集 | ビル・ブラーム |
配給 | ワーナー・ブラザーズ |
公開 | 1979年5月18日 アメリカ |
上映時間 | 114分 |
製作国 | アメリカ |
言語 | 英語 |
前作 | ポセイドン・アドベンチャー |
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『ポセイドン・アドベンチャー2』(Beyond the Poseidon Adventure)は、1979年のアメリカ映画。1972年に大ヒットした『ポセイドン・アドベンチャー』の続編である。あまり良い評価を得られていない。『感動の内に幕を閉じた前作の大ヒットを受け、よせばいいのにI・アレンが監督も買って出ての続編。実はポセイドン号にプルトニウムが積載されていたというとんでもない設定にいきなり無理があり、偶然居合わせたサルベージ船のクルーと生存者がその陰謀に巻き込まれるストーリーは、ここがポセイドン号である必然性をまるで感じさせない物。天地逆転の船内も二度目では前作ほどのインパクトがある訳もない。傑作の続きを作る事の困難さをもろに露呈した駄作』とまで言われる始末である。
[編集] あらすじ
ニュー・イヤー・パーティーの夜、海底地震によって発生した大津波をまともに受けた”ポセイドン号”。サルベージ業のマイク・ターナー(マイケル・ケイン)は、転覆したポセイドン号を発見しセレステ(サリー・フィールド)、ウィルバー(カール・マルデン)と共に船内へ向かうこととなった。その時、スベボ博士(テリー・サバラス)率いる医療チームが到着し、彼らと共に行動を共にする。船内には、フランク(ピーター・ボイル)、看護師のジーナ(シャーリー・ジョーンズ)、スザンヌ(ベロニカ・ハメル)ら3人の生存者がいた。その後スベボと別行動をとったマイクらは、テックス(スリム・ピケンズ)、ラリー(マーク・ハーモン)、フランクの娘テレサ(アンジェラ・カートライト)らを発見、他の生存者と共に船首へ向かって歩き出した。スザンヌは、事務長の部屋にあった積荷目録をスベボの元へ届けるためにマイクらの群れから離れた。スベボらの本当の目的は、船内にある時価を計り知れぬプルトニウムを船内から運び出すことにあった。
その頃マイクらは、小説家夫婦のハロルド(ジャック・ウォーデン)とその妻ハンナ(シャーリー・ナイト)を発見。船首からの脱出は不可能と見たマイクはスベボと合流すべく船尾からの脱出を試みるがスベボらの目的を知ったマイクは、スベボらと銃撃戦になるが・・・。
[編集] キャスト
- マイク・ターナー・・・マイケル・ケイン
- セレステ・ホイットマン・・・サリー・フィールド
- スベボ・ステファン博士・・・テリー・サバラス
- フランク・マゼッティ・・・ピーター・ボイル
- ハロルド・メレディス・・・ジャック・ウォーデン
- ハンナ・メレディス・・・シャーリー・ナイト
- ジーナ・ロウ・・・シャーリー・ジョーンズ
- テックス・・・スリム・ピケンズ
- スザンヌ・・・ベロニカ・ハメル
- テレサ・マゼッティ・・・アンジェラ・カートライト
- ラリー・シンプソン・・・マーク・ハーモン
- ウィルバー・・・カール・マルデン