ポスコ
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ポスコ | |
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各種表記 | |
ハングル: | 포스코 |
漢字: | (なし) |
平仮名: (日本語読み仮名): |
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片仮名: (現地語読み仮名): |
ポスコ |
ラテン文字転写: | {{{latin}}} |
英語: | POSCO |
ポスコは、粗鋼生産高で世界第五位(2004年度)の大韓民国の製鉄会社。かつては浦項総合製鉄という社名だったが、2002年5月に現在の社名に変更した。
1973年、新日本製鐵の技術協力により、慶尚北道浦項市に国営の製鉄所を建設したことがルーツ。その後、浦項の製鉄所は4つの高炉を持ち、産業都市として発展。その後、1985年からは全羅南道光陽市に最新鋭の製鉄所を建設。現在は光陽の製鉄所が主要拠点になっている。光陽製鉄所は世界最新鋭で世界一の効率を誇る。2000年に完全民営化された。韓国取引所(旧韓国証券取引所、証券コード:5490)、ニューヨーク証券取引所(証券コード:PKX)、ロンドン証券取引所(証券コード:PIDD)に上場している。新日本製鐵とは現在も積極的な戦略関係にあり、互いの株を持ち合っている。
子会社としては韓国最大のSI会社のポスデータや建設会社などを抱える。以前は新世紀通信という携帯電話事業者の筆頭株主だった(2002年、SKテレコムに吸収される)。また、出資する財団で浦項工科大学や光陽製鉄高校などの学校を運営。スポーツでは韓国プロサッカーリーグの浦項スティーラーズ、全南ドラゴンズのメインスポンサーになっている。
2005年6月、インドオリッサ州に第三の一貫製鉄所を建設すると発表。鉄鉱石鉱山の開発も併せて手がけるもので、韓国企業としての海外投資としては最多の120億ドルを投資する予定。2010年以降に操業開始し、完成すると新日本製鐵とJFEスチールを粗鋼生産高で上回る。
2005年11月22日には東京証券取引所第一部に上場した(証券コード:5412)。日本の株式市場に上場するのは韓国企業で初めて。
目次 |
[編集] 売上高
- 03年 17兆7890億ウォン
- 04年 23兆9730億ウォン
- 05年 26兆3020億ウォン
[編集] 営業利益
- 03年 3兆2630億ウォン
- 04年 5兆3190億ウォン
- 05年 6兆0830億ウォン
[編集] 純利益
- 03年 1兆9960億ウォン
- 04年 3兆8140億ウォン
- 05年 4兆0120億ウォン