ホープ (タバコ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ホープ(HOPE)は、日本たばこ産業(JT)から製造・販売されている日本の代表的なタバコの銘柄のひとつ。10本入りで小箱(シェル&スライド)詰め。『ショートホープ』、『ショッポ』の愛称で親しまれている。
1957年(昭和32)7月1日、日本製のタバコでは初めてのフィルター付きタバコとして販売が開始された。発売当時のキャッチコピーは『あなたの夢を生かした新しいたばこ』だった。
タール・ニコチンの含有量の違いから、「ホープ(10)」(タール14mg、ニコチン1.1mg)、「ホープ・ライト」(タール9mg、ニコチン0.8mg)、「ホープ・スーパーライト」(タール6mg、ニコチン0.5mg)、「ホープ・メンソール」(タール8mg、ニコチン0.6mg)などの銘柄がある。過去には「ホープ(20)」(通称「ロングホープ」。ホープのロングサイズでソフトパックに20本入り)も存在した。
パッケージデザインの弓矢は、ギリシャ神話に出てくるキューピッドの持つ弓矢をイメージしたもの(弓矢の色は、銘柄により異なる。オリジナルは紺、ライトは赤、スーパーライトは銀、メンソールは緑)。
また、内箱には銘柄によって異なるイラストが描かれている