ホレイショ・ホーンブロワー
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ホレイショ・ホーンブロワーは、セシル・スコット・フォレスターの海洋小説『ホーンブロワーシリーズ』の主人公で、イングランド海軍の架空の提督、バス勲爵士。
1776年7月4日生まれ。 1794年に 17 才で士官候補生として英国海軍に入り、海佐心得、艦長、提督をへて 1848年に海軍元帥になった。 途中、スペインとフランスで捕虜になった。
捕虜生活で得た語学、数学には抜群の才能を持つ反面、高所恐怖症、船酔い、音痴等の欠点も持ちあわせる。 ホイスト(トリックテイキングゲームの一種)を愛する。
元来おしゃべりな性質とのことだが、上に立つ者は無口で弱みが無く、行動が予測不可能であることが望ましいという心情から、そのような上司を演じている。
二度結婚しており、最初の妻との間に男の子がひとり。のちアーサー・ウェルズリーの妹と結婚した。 トマス・コクラン卿など複数の人物がモデルとされている。 シャーロック・ホームズやジェームズ・ボンドと同じく、架空の人物ではあるものの世界的な有名人であるため、同年代を描いた他の作家の小説の中に登場人物として現れることもある。 また、シリル・ノースコット・パーキンソンや高橋泰邦などにより外伝も書かれている。又パーキンソンはホーンブロワーが実在の人物だったという設定で「ホレイショ・ホーンブロワーの生涯とその時代」という評伝も著している。(邦訳有り:現在絶版)