プロガノケリス
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プロガノケリス | ||||||||||||||||
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プロガノケリスは、三畳紀後期に生息していた爬虫類の化石種で、これまでに確認されている最古のカメ目である。サンジョウキガメとも呼ばれる。
全長約1メートル、甲長約60センチメートル、草食性で、陸生もしくは半水生であったと考えられている。現生のカメ類の特徴である甲羅(背甲)やくちばしを持っていたが、歯も生えていた点や頭部や四肢を甲内に収納できなかった点で大きく異なる。さらに、首や長い尾に防御もしくは武装用のトゲを持っていた点も、現生のカメ類にはみられない特徴である。化石はヨーロッパ(ドイツ等)、東南アジア(タイ等)、南北アメリカで見つかっている。
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