プリティ・プリンセス
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プリティ・プリンセス The Princess Diaries |
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監督 | ゲイリー・マーシャル |
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製作 | ホイットニー・ヒューストン デブラ・マーティン・チェイス マリオ・イスコヴィッチ |
脚本 | ジーナ・ウェンドコス |
出演者 | ジュリー・アンドリュース アン・ハサウェイ |
音楽 | ジョン・デブニー |
撮影 | カール・ウォルター・リンデンローブ |
公開 | 2001年8月3日 2002年1月26日 |
上映時間 | 115分 |
製作国 | アメリカ |
言語 | 英語 |
制作費 | $37,000,000 |
次作 | プリティ・プリンセス2 |
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『プリティ・プリンセス』は、2001年に公開されたディズニー映画。メグ・キャボットの『プリンセス・ダイアリー』を原作とする。
物語は普通の高校生ミア・サーモポリスがジェノヴィア(架空の国)の王女だったと明かされるところから始まる。
映画はゲイリー・マーシャル監督、デブラ・マーティン・チェイスプロデュースで、クラリス・レナルディ役にジュリー・アンドリュース、主人公のミア・サーモポリス役にアン・ハサウェイが起用されて製作された。また、歌手マンディ・ムーアの映画デビュー作であり、主人公の敵役となるチアリーダーのラナ・トーマス役を演じた。ヘザー・マタラッツォはミアの親友リリー・モスコヴィッチ役を演じた。リリーの兄であり、ミアを想うマイケル役はロバート・シュワルツマン。ミア自身はエリック・フォン・デッテン演じるジョシュに片思いしており、デートの相手となるかで駆け引きを繰り広げる。
映画にはヘクター・エリゾンドも、ジェノヴィアの警固主任ジョセフ(愛称ジョー)として出演し、ラリー・ミラーはミアのヘアメイクなどを担当するパオロ役として出演する。ミアの母、芸術家のヘレン・サーモポリス役はキャロライン・ゴダールが演じ、その母親と恋仲になる、ミアのディベート教師でもあるパトリック・オコーネルル役はシーン・オブライアンが演じる。監督ゲイリー・マーシャルの娘キャスリーン・マーシャルはクラリスの秘書シャーロット・カタウェイ役を演じた。ちなみにシャーロットの姓はクレジット表示にのみ登場するが、これについてゲーリー・マーシャルは、シャーロットがカット入りで何度も登場したのにひっかけたものだと語っている。サンドラ・オーはユーモラスで風変わりな教頭グプタを演じている。
原作の小説はニューヨークを舞台にしているが、映画はサンフランシスコの設定に変えられた。この変更の理由は監督ゲイリー・マーシャルの孫がサンフランシスコに住んでいたからであった。映画の中ではアルカトラズ島とゴールデンゲートブリッジが何度も登場し、当時の市長ウィリー・ブラウンも登場する。西海岸のラジオパーソナリティ、マーク&ブライアンも自身役で登場する(ただし彼らはロサンゼルスで活動している)。
プロデューサー陣には歌手のホイットニー・ヒューストンも名前を連ねた。