フェルディナント・ピエヒ
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フェルディナント・ピエヒ(Ferdinand Piëch, 1937年4月17日 - )は、フォルクスワーゲンならびにポルシェ設計事業所(現ポルシェの前身)の創始者であるフェルディナント・ポルシェの孫にしてドイツの元技術者、経営者。ポルシェのエンジニアであったが、家系のせいで技術者として正当な評価を得ないことに苛立ちを感じ、当時一族の影響力がまだそれほど強くなかったアウディに移籍。F1などモータースポーツエンジニアとしてチームを幾多の優勝に導き、後に経営に携わるようになる。やがてVWアウディ・グループの会長を務め、グループにベントレー、ランボルギーニなどの多彩なブランドを組み込み成長させた。フォルクスワーゲンやアウディのプレミアムブランドとしての今日の評価への貢献は非常に大きい。
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